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魔の眼に魅されて メスメリズムと文学の研究 みんなのレビュー
- マリア・M・タタール (著), 鈴木 晶 (訳), 高山 宏 (責任編集)
- 税込価格:3,204円(29pt)
- 出版社:国書刊行会
- 発行年月:1994.3
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紙の本
凝視する。
2021/08/02 16:54
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投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
メスメリズム。催眠術と、電磁気の生物や世界との関わりなど、すでに始まっていた、心理学や生物に多大な影響を与え、近代的オカルティズムの成立にも関わる、異端の論理。
本書はこの、メスメリズムに、好意的であれ、批判的であれ、魅了された、作家・作品たちの検討による、文化史です。
文芸評論でもあるし、19世紀ヨーロッパ人の見ていた景色を捉える本でもあります。
神秘主義や、ヨーロッパ、歴史などの本を、今年読み漁っていたこともあり、いろいろな物事が結びついていきます。
時代精神とでも呼ぶべき何かが描かれるのですが、これは今も進行している「何か」についての本でもあります。
私たちが、歴史に学び立ち返るべき理由は、現実をきちんと見るためだと思います。
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