- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
量子力学が語る世界像 重なり合う複数の過去と未来 みんなのレビュー
新書
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
高い評価の役に立ったレビュー
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2020/02/26 12:59
量子力学の基本的な考え方がわかる一冊です!
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、新しい量子力学の考え方を分かり易く、例に例えて解説した入門書です。同書の著者は、例えば人間の意識が原子や電子の動きの一つだと考えると、SFでよく見る並行世界が現われたり、また過去や未来が何十にも重なった世界が現われたりすると主張します。しかし、現実の私たちの世界は、そのような現象は全く起こりません。一体、どういうことなのでしょうか?同書は、こうしたことについて易しく解説し、量子力学の基本的な考え方を教えてくれます。内容構成は、「1 原子の世界」、「2 量子力学の誕生」、「3 確率解釈と波の収縮」、「4 量子力学の多世界解釈」、「5 同時進行する複数の世界」、「6 干渉するミクロの世界・干渉しないマクロの世界」、「7 シュレディンガーの猫は死んだのか」、「8 分離不可能性と不確定性原理」、「9 確率解釈をみちびく」、「10 光の量子力学」、「11 宇宙から見た量子力学」と全11章構成になっており、とてもよく見やすく纏められています。
低い評価の役に立ったレビュー
8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2000/11/08 17:20
宇宙や時間の秘密が推理小説のように解き明かされる
投稿者:二木紘三 - この投稿者のレビュー一覧を見る
パラレルワールドとか、時間の構造といったことについて、量子力学の見地から明快に解説してくれるのがこの本だ。オカルトや疑似科学のアホくさい文章にうんざりしていた人には絶対お薦め。数式なんか出てこないから、物理は苦手という人でも安心して読める。
物質の基本要素の1つである電子は、粒子だが、波のような振る舞いもする。この奇妙な性質をどう理解するかという理論が、「多世界解釈」だ。それによると、世界は、さらに宇宙は、ほんの少しずつ違う無数の世界が共存している、というんだ。
たとえば、あなたがこの文章を読んでいる世界、ネットサーフィンに飽きて、パソコンの電源を切ろうとしている世界、眠る前にビールを一杯飲もうとしている世界……といったふうに。これによると、タイムマシンで自分が生まれる前の時間に戻って親を殺したら、自分はどうなる、という多くの人が抱く疑問も、なんとなく解けてくる。
ほら、読みたくなったでしょう。
9 件中 1 件~ 9 件を表示 |
紙の本
量子力学の基本的な考え方がわかる一冊です!
2020/02/26 12:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、新しい量子力学の考え方を分かり易く、例に例えて解説した入門書です。同書の著者は、例えば人間の意識が原子や電子の動きの一つだと考えると、SFでよく見る並行世界が現われたり、また過去や未来が何十にも重なった世界が現われたりすると主張します。しかし、現実の私たちの世界は、そのような現象は全く起こりません。一体、どういうことなのでしょうか?同書は、こうしたことについて易しく解説し、量子力学の基本的な考え方を教えてくれます。内容構成は、「1 原子の世界」、「2 量子力学の誕生」、「3 確率解釈と波の収縮」、「4 量子力学の多世界解釈」、「5 同時進行する複数の世界」、「6 干渉するミクロの世界・干渉しないマクロの世界」、「7 シュレディンガーの猫は死んだのか」、「8 分離不可能性と不確定性原理」、「9 確率解釈をみちびく」、「10 光の量子力学」、「11 宇宙から見た量子力学」と全11章構成になっており、とてもよく見やすく纏められています。
紙の本
宇宙や時間の秘密が推理小説のように解き明かされる
2000/11/08 17:20
8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:二木紘三 - この投稿者のレビュー一覧を見る
パラレルワールドとか、時間の構造といったことについて、量子力学の見地から明快に解説してくれるのがこの本だ。オカルトや疑似科学のアホくさい文章にうんざりしていた人には絶対お薦め。数式なんか出てこないから、物理は苦手という人でも安心して読める。
物質の基本要素の1つである電子は、粒子だが、波のような振る舞いもする。この奇妙な性質をどう理解するかという理論が、「多世界解釈」だ。それによると、世界は、さらに宇宙は、ほんの少しずつ違う無数の世界が共存している、というんだ。
たとえば、あなたがこの文章を読んでいる世界、ネットサーフィンに飽きて、パソコンの電源を切ろうとしている世界、眠る前にビールを一杯飲もうとしている世界……といったふうに。これによると、タイムマシンで自分が生まれる前の時間に戻って親を殺したら、自分はどうなる、という多くの人が抱く疑問も、なんとなく解けてくる。
ほら、読みたくなったでしょう。
9 件中 1 件~ 9 件を表示 |