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日本幻想文学集成 26 円地文子 みんなのレビュー
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紙の本
面の女。
2002/07/21 02:52
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投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「かの子変相」では、円地文子による岡本かの子論が書かれていて興味深い。どうもあまり好かれてはいなかったようだ。
岡本かの子の作品が「厚化粧」ならば、円地文子の作品は「仮面」のような気がする(岡本かの子は本人も派手好きだったようだが)。厚化粧は自分という女を最大限に飾り立てアピールするが、仮面は一見女を隠しながら、奥に女が潜んでいる。本体が現れるのはごく短い間だが、厚化粧よりも遥かに印象深く、恐ろしい……本書を含む今まで読んだ円地文子の作品には、そういうもの多いように感じた。
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