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不思議なお話。
でも、不思議の国のアリスよりかは分かりやすい感じ。
今回もまたアリスが不思議な国で冒険する話で、今回はタイトルの通り吸い込まれた鏡の国でのお話です。
チェスを題材にして物語りを作っているのが面白いと思いました。
冒頭の詩が切ない感じで好きです。
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不思議の国のアリスを読んだら次はこれでしょ!
アリスが今度は鏡の国に迷い込む話。ぶっちゃけ前作より微妙な感じがする。わけがわからないというか…チェスのルール知らないし。面白さや不思議さが理解できなかったことが悔しい一冊。
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実は「鏡の国」を読むのは初めてでした。「不思議な国」とは違って小難しい感じで、子供向きではないですがその分噛めば噛むほど味が出る面白さ。
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ハンプティ・ダンプティや双子が出てくるほうのアリス。
チェスのルールはよく知りませんが、知らなくてもなんとなくわかるように作られている本なので大丈夫でした。
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鏡の国のアリス。
今回はチェスに則ってるんで、ルール知らないと微妙かな。
知らなくっても多分普通に読めます。
不思議の国の時よりも訳し方が分かりやすくて読みやすい印象を受けました。
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不思議の国と同じく、こちらも矢川さん翻訳と金子さん挿絵の組み合わせ。
不思議の国に比べると知名度は低いですが、鏡の国もおすすめですよ。
ディーとダムが何だか好きです。
マザーグースでおなじみのハンプティダンプティも登場で、さすが英国。
チェスは全く分かりませんが、問題なく楽しめますよ。
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不思議の国のアリスに続く、文字遊び系夢オチストーリー。物語の突拍子の無さは不思議の国~のほうが強く、言葉遊び的な要素はこちらの作品のほうが強く感じる。
変な世界だが、ではアリスが常識人かというとそういうわけでもなく、行動と感情がちぐはぐのところも。
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世界で最も有名な童話の一つであり、同時に世界で最も難解な童話の一つである。いささか趣向を変えた本に挑戦しようと思い手に取った次第だ。
前評判通りの難解さではあるが、まるで意味不明な観念小説という訳ではない。
時折現れる鋭い表現と、不可思議な作品世界に魅了されてしまった。名著の誉れに嘘は無い。
さて。
チェスの進行に見立てられた緻密な構成がまず目を引いた。チェックメイトに至る指し筋をなぞる様に展開していく物語なのである。
終わり方に説得力を持たせるという意味において、巧い技であると思う。鏡の国への行き方・帰り方に関しては完璧の一言である。
それぞれの章で全く違う世界が描かれている。
可愛いでもないし気持ち悪いでもない、不思議としか形容しようの無いキャラクタが、意味不明な様で深読みも出来る言葉を吐き捨てていくのが、この物語である。
くるくると入れ替わるそれは、見ていて楽しい。
その中で、意図が読み取れる部分がどうしてか印象に残る。
『いちばんきれいなのは、きまって遠すぎるんだもの!』というアリスの言葉はなかなか世の真理を付いていると思うし、
『(年を取るのは)七つで止めときなさい』
というハンプティ・ダンプティの考え方もどうにも唸らされる。著者の性質を併せて考えれば、深読みも出来よう。
詩の読解に関しては途中で投げた(笑)
ジャバウォッキの意味など分からぬ。分からぬが、そんな捕捉不能な感覚がこの作品の最大の色である気もする。
最後に提示される『夢』に関する疑問。
もはや童話が内包するテーマの次元を超えている気もする。私など頭を抱え込んでしまった。
これを読んで子どもたちが、何を感じるのだろう。
今となってはそれを自分で体験できないのが、少しだけ残念である。
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わたしがあんたの年頃には、毎日半時間は稽古したものですよ。そうよ、時にはありえないことを6つも、朝飯前に信じ込んだりしたものよ。
2冊セットで貸してもらいました。
こっちは解説が作者についてでありがたい。
ファンタスマゴリアってルイスキャロルの作品だったんだね。
チェスなんてさっぱりだったから、覚えたらまた読もう。
とりあえずハンプティダンプティに胴体があったのにびっくりです
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『不思議の国~』を含めて、このわけのわからなさからくるおもしろさは好き。登場人物(?)の全員が個性的で素敵だし、たびたび独り言ちるアリスもかわいらしい。白の女王様が怪我をする場面(その前後を通して)は、本当にポカンとしてしまう。
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ハンプティダンプティ、「ことばってやつはものによっちゃ、気まぐれだからなぁ、とりわけ動詞だよ。動詞はいちばん気ぐらいが高い。形容詞ならあんたでも手に負えるけど動詞ってやるはね。ところがどっこいぼくなら大丈夫。十把一絡げだよ。いわゆる不可入性ってやつ」
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お友達から借りた本。
アリスの映画に行ったので、興味を持った。
みんな個性的で、楽しい。
チェスのルールを知っていたら、もっと楽しめたかな・・・
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不思議の国の続きで。もう少し若いころに読むともっとなにか感じたのかなぁ。チェスが進むように話が進むのはすごいなぁと。
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あいにくチェスのルールを知らない僕は、そこで損をしているのですが。小説って、やっぱり自由なんだなあ、表現したいことを効果的に伝えることができたら楽しいだろうなあ、と思います。
アリスと不思議な住人達(ハンプティ・ダンプティやユニコーン、赤の女王、昆虫たちなど…)とのやり取りは、はちゃめちゃでとても面白いです。自由です。
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言わずと知れた古典中の古典、メルヘン・ファンタジーの金字塔、の続編。
前作「不思議の国のアリス」よりもうちょっと意識度の高い夢です。ディズニーアニメ版はこれと前作、両方のミックス。
この本もシリーズ前作と同じく、読み聞かせ口調の文体と意訳多用の言葉遊び再現が特徴。
洒落や韻文が満載の内容を考えると訳のレベルは相当なものだけど、やっぱり読書する本としては柔らかすぎて評価が分かれる文体かも。
挿絵は前作と同じくあと一歩二歩。この本で本文の世界観に負けない絵、って言うのはなかなか難しそうね。