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中学生が主人公なのでとっつきやすい話。
最後の急展開には少し着いていけず。。
他人の立場に立てない人ってこんなにいるのだろうか。
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直前までしばらく東野圭吾を読んでたんで
刑事の描写がかなり爽やかに感じた。
舞台は東京下町。
川を流れる腐敗したバラバラ死体が発見される。
近所に広がる妙な噂との関連はあるのだろうか。
やがて犯人から声明文が届く。
事件はまだ終わらない。
刑事の息子・順が友達の慎吾と家政婦のハナとともに
独自に事件に迫っていく。
(刑事の親父も気が気じゃないだろ…)
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内容(「BOOK」データベースより)
13歳の八木沢順が、刑事である父の道雄と生活を始めたのは、ウォーターフロントとして注目を集めている、隅田川と荒川にはさまれた東京の下町だった。そのころ町内では、"ある家で人殺しがあった"という噂で持ち切りだった。はたして荒川でバラバラ死体の一部が発見されて…。現代社会の奇怪な深淵をさわやかな筆致で抉る、宮部作品の傑作、ついに文庫化。
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主人公は中学生の順。刑事の父・道雄や家政婦のハナ、同級生の慎ちゃんらとのやりとりはなかなか面白いけど、事件が残酷というか、卑劣というか、後味が悪い。
ミステリーに加え、少年法とか、今時の子どもに対する問題点、その子どもを育てた大人に対する批判が込められている感じ。
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刑事の息子である八木沢順が主人公。
ただ自分の欲求の為だけに平気で殺人をする未成年と、主人公の順、それにエリート意識を持つ順の同級生。
バラバラ殺人を通して、そんな子ども達が映し出されている。
殺人犯の内面を詳しく描いていないので、ちょっと薄っぺらな印象もあるけど、犯人は誰だろう~と、一気に読み進めてしまいました。
家政婦のハナお婆ちゃんが、素敵。
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2006年5月24日も読み終わっていたので、その時の感想。
宮部みゆき氏の作品の中でも、
私の好き度が高い話。
基本的に、
出てくるキャラクターがどれも好き。
少年は少年で、
親父は親父。。。
皆、自分の立場を理解しながら、
共存してるって感じが、
押し付けがましくなくて、好きなのかも。
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何年ぶりかで読み返しました。読み易さと面白さ、ちょっとほろりと来る交流にすらすらと読めました。想像力の欠如した犯人の心理が怖いなあ。他人の痛みを自分のものとして受け止められない(想像力が足りない)人が増えているのかもしれないけど、反対に今でも悪意に対して堂々と怒れる人もいると思いたい。
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主人公の少年がすごくかわいらしく、また下町の雰囲気も充分に伝わるような描写で、ミステリーだけれどほのぼのした気持ちで読めてしまう作品でした。
宮部みゆきは色んなタイプのミステリーが書けるんだなと感心。
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あんまり面白くなかった。ブレイブストーリーもそうだけど、この人が子どもを書くと無理やり感が出るように思われる……。子どもにロマンを見出だしているのかもしれないけど、大人びすぎていたり、鋭すぎたり、誰かと一瞬で仲良くなりすぎたり、背景の家庭を無視しすぎたり。大人だけが出てくるミステリーを書けばいいのに。
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刑事の子どもである順と、その家の家政婦であるハナ。
この二人が下町で起きた事件にかかわり推理を展開していく。
下町の概念からの変化も感じさせられる作品でした。
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順くんがいいね。。
バラバラ事件が背景にある割には、なんとなくほのぼのしているのは、順と同級生、家政婦、父親とのやりとりがあったかいからかなぁ。
それぞれがとてもいい関係なのがよくわかる。
その代わりバラバラ事件の結末は。。。
これも少年犯罪ですか。ふてぶてしい態度が世紀末を感じさせる。
嫌な世の中になった。
隠さずにちゃんと話してれば、バラバラ事件などにならなかったはずなのに。
殺したやつらがもちろんわるいけども、隠してしまった大人たちがそういう奴らを助長させてる気がする。
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宮部みゆきの東京下町殺人暮色を読みました。このミステリーはちょっと気に入りませんでした。少年が主人公だからだろうか?犯人像がいまいちだからだろうか? 登場人物の行動理由が納得でなかったからだろうか? ちょっと残念でした。
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八木沢順くんとハナさんがとても素敵。
全然知らなかった、東京大空襲の悲惨さを少し知ることが出来ました。
子供の言うことをちゃんと聞いてくれる刑事さんていいなあ。
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あまり期待しないで購入。光文社文庫だからなぁ。
しかし、その予想はいいほうに裏切られた感じだ。なかなか面白い。こどもが主役っぽい筋なんだが、そこに作者独特のサイドストーリーが絡んでくる。単純な犯罪なんだが、事件を取り巻く関係者のドラマがむしろテーマなんだろうと思う。
傑作とはいえないまでも秀作であることは事実。なかなかいい感じだった。期待が少なかっただけによかった。満足だ。
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下町の、というか昔の日本の、となりの家の顔がわかることのいいところ、よくないところが味わえる作品でした。
心に残ったのは「想像力が無い」子どもや大人が増えているというくだりです。