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[ 内容 ]
動物の日周行動・季節移動に内在する体内時計や脳波にみられるリズムと、生命の誕生以来、連綿と続いてきた遺伝子、細胞、個体という構造の繰り返しリズム。
この時間的・空間的リズムは、対称性の破れという視点から統一的に説明することができる。
著者は、宇宙のなかの時間的・空間的な繰り返し現象にまで考えを進めるとき、生きていくうえでの安心感が、この繰り返し現象の予測の上に成り立っている、という考えに導かれるのである。
[ 目次 ]
1 天体の動きと生物
2 サーカディアンリズムの進化
3 サーカディアンリズムの分子生物学
4 眠りのリズム
5 刺激の伝達のリズム
6 脳波のリズム
7 心臓の拍動
8 非線形振動
9 線虫の運動のリズム
10 受精波
11 細胞分裂のリズム
12 細胞という繰り返し構造〔ほか〕
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