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紙の本
こんなところから、詩が磨きだされてくるのでしょう。
2005/09/25 22:19
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
磨きだされる前の、掘り出した詩の原石のようなエッセイ集。
子供の頃の楽しかった思い出、小さい驚き、なにかわからない不思議な感覚。「てつがくのライオン」や「のはらうた」、「あいたくて」にあるような詩は、こんなところからカットされ、削りだされて創られてきたのだと思わせる、そんな心の情景の短い文章が並んでいます。 桜の花びらが一陣の風に舞い上がる。顔よりよく覚えている父親の手。くるりと丸くなっていた陽だまりのヤスデ。「指輪物語」を読んだときのせつなさ。初めて知った「沈黙」の味。いま一番触ってみたいものである「ライオンのしっぽ」。
誰でも見つけることができるかもしれないような、小さな思いの断片。心に残る思いを見つけ出すだけなら自分にもできるかも、と思わせてくれます。いえ、それですらなかなかできないすごいこと。
その見つけたもののすごさ、大事さを押し付ける訳でもなく、集めた人は、ただ「ほら」と手のひらを開いてみせてくれるような感じなので、ただ「ほら」なのでものたりない、と思う人もあるかもしれません。それでも、自分だけの大事な光るもの、に目をむける気持ちをくれるエッセイ集です。
どうしてこういう本は「利用対象:中学生」のように子供向けの本棚に追いやられてしまうのでしょうね。もったいない。。。
紙の本
しっぽ
2020/02/16 09:11
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の自由な発想が面白いですね。ライオンのしっぽを触ってみたいというのが、読んでいるうちに気持ちに共感していた。
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