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紙の本
食べることに関しては、他の追随を許さない、ショージ先生のシリーズ第10集です。
2001/10/28 23:36
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投稿者:torikata - この投稿者のレビュー一覧を見る
「松茸食べ放題」「立ち食いステーキ」、食べにいかずにおられません。「チュ−チュ−」(細長いビニールの容器の中で、コーヒー牛乳が凍らせてある奴)に関する考察、「ヤキソバとビール」(なにがどうなって、ビールに合う事になるか)、「口中容積率と納豆の中巻き」(納豆という、いつもぐちゃぐちゃで扱いがたい食べ物が、持ちかえり寿司の「中巻き」でいかに完成され、満足できる食べ物になったか)、などがぎっちり詰まっております。
わたくしなどはいいかげんだから、なにを食べても「おいしい」「まずい」「食べやすい」くらいの感慨しか持たないというか持てないのですが、ショージ先生は、「なにがポイントなのか」をとことん突き詰めて行きます。そしてわたくしたちにそのポイントを解説してくださるわけです。なんと有難い本なのでしょうか。「ああ、なるほどそーだったのか。だからおいしい(おいしくない)のか」と膝を打つ事数十度、であります。
食べる事に対する姿勢が根本から違うんだなあ、と感じ入ります。「自分は頭が悪いのではないか」と思えたりします。いやでも、ホントにショージ先生はすごいなあ。世に食べ物のタネは尽きまじ、ですが、それでもいくらでも、週刊で書けちゃうんだからなあ。もちろん、実際に「行ってみる」「自分で作ってみる」ことも怠らない、というか、「やらずにおれん」ようで、そこが「天性」「タレント」ですなあ。
でもあまりテレビとか見かけない気も。こういう人こそ「達人」とか出てもらって、差し障りがあるなら「覆面」でもいいから、食べて「なんだこれは? ちっともおいしくない。近所の中華料理屋の肉野菜炒めの勝ち」とか言って欲しいっすね。なんか持って回った、理解不能なことばで評価してる「料理評論家」のお話はわたしにはよくわからない。ショージ先生の評論はすっごくよくわかる、まさに口中唾が湧く、であります。大好きなシリーズです。この本には「索引」がついております。きっと楽しみながら作ったんだろうなあ。違うかな。
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