紙の本
おもしろい
2019/05/14 09:18
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投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドオン!たいこを叩く音がリズミカルでおもしろかったです。
イラストもインパクトがあり、ダイナミックで独特な世界観がありました。
迫力満点で元気が出ます!
紙の本
ドンドコ ドンドン ドン!
2016/04/17 22:44
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
おにのことにんげんのこ。双方いたずらっこで同様に家から追い出されてしまいます。
とくにおにのこのいたずらは私の感覚だとけっこうハードに思いました。
出会った2人は…けんか!?ドンドコ ドンドン ドン!と平和と言えば平和(?)なたいこ対決が展開されます。
こどもはこのたいこのリズムがよかったようでした。
紙の本
音と絵、そしてオニと人間の世界の融合=セッション。たのしいパワーがあふれる絵本
2009/05/04 08:51
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:月乃春水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャズピアニストの山下洋輔氏の絵本です。長新太さんの絵はまさにドンぴしゃり!しかけはなんにもないのに、音が聞こえてきます。
オニの子、ドンと、人間の子、こうちゃん。
ふたりともいたずらもので、うちから追い出されてしまいます。
こうちゃんの上にドンがおっこちてきて、「なんだよ、おまえ」とたいこをドン!
ドンが「オニの子だよ」とこたえて「ドン!」
ドンドコ ドンドン ドン!
ドンドコ ドンドン ドン!
こうちゃんのおとうさんとおかあさんも出てきて、次にはオニのおとうさんとおかあさんも出てきて…
(おかあさんの絵が秀逸です!)
どんどんエスカレート。
けんかっていうのは、そうなりがちですが、こちらはたいこの音。すごいセッション?になっていくんです。
ドカシャバ ドカシャバ ドカドカドカ!
ドンカカ ドンカカ ドカカカドン!
こんな音の表現は、やはり山下洋輔氏ならではでしょう!!
しまいにはペットたちも出てきて、たいこの音と鳴き声もまざってる!?
「なんだ なんだ」
ダダフカ ダダフカ
「どうした どうした」
シャカスク シャカスク
人間の世界と鬼の世界が融合?して、しまいには…?
とっても素敵な結末です。
この絵本のアイディアは、山下氏と〈佐渡国・鼓童〉の人々との交流から生まれたそうです。
鼓童の演奏をライブで聴いたことがありますが、たいこの音というのは、魂に響いてくるような気がします。音の大きさではなく、太古から続いてきた血、DNAに訴えかけ、ゆすぶられるような…
そんなたいこの音と絵が合わさると、こんなにもパワーがあるのだと、あらためて気づき、驚かされる絵本です。
個人ブログ□□本のこと あれこれ□□
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楽しくてしょうがない!!!!!!!!!!!
山下洋輔さんはジャズピアニストとしても活躍されていますが、音楽の愉しみを分かっておられるからこそ、この作品ができたのだと思います。
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ことば:山下洋輔 x 絵:長新太
もうなんとゆふか理屈無し。
すべては"ドオン!"。
最高に愉快♪
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おはなし会にて。太鼓の音が繰り返される場面がすっごく楽しくて、読みながらのってきちゃう。聞いてる子どもたちも楽しそうで嬉しかった。長さんの絵の大胆さと鮮やかさが、ストーリーとマッチしていてとても気持ちのいい絵本。
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ジャズピアニスト山下洋輔×長新太の傑作絵本。
山下洋輔のエッセイはどれもリズム感があるが、この絵本も実に素晴らしい。
長新太の絵もはじけるようにダイナミックで、絵と文のとりあわせも素晴らしい。
こんな感覚をもった子どもにしたい!!
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★★★
人間の子こうちゃんはいたずら者!鬼の子ドンもいたずら者!二人が出会い頭に始めた太鼓の叩き合いは、人間界鬼界巻き込んでの太鼓合戦に!!
★★★
ジャズピアニスト山下洋輔の不思議な音の表現と、ナンセンス絵本作家長新太の絵が交じり合ってなんともいえない迫力が。オチの「音が合って皆で大笑い」というのも音楽家らしい発想。太鼓の音も犬なら「トントコ トントコ ワントコトン!」牛は「ドーン モウモウ ドーンドーン!」。人間鬼動物入り乱れての太鼓合戦と、気があった皆が笑いあうページはもう絵と音の洪水、読む人がどう読むかとっても興味があります。
個人的に一番シュールな絵が最終ページ。長新太によくでてくる何にもない広い土地、そこをぞろぞろ帰っていく人間と鬼。こうちゃんの家は普通の団地なのに、現実と異世界のつながりがいかにも長新太っぽい感じがするんです。
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オニの子ドンと人間の子こうちゃんは揃っていたずらものです。ある日いたずらのしすぎで家から追い出された二人は、出会ったとたん持っていた太鼓のたたき合いを始めます。「ドカシャバ」や「タダフカ」「シャカスク」など太鼓の音を口に出すのに練習が必要ですが、だんだん言葉のリズムが楽しくなってきます。絵の大胆さと鮮やかさがお話に合っています。
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エッセイ本などでの文才もある山下洋輔さんが、こんな「絵本」まで出してる。エアジンにも置いてある。ちょっと仕事のやり過ぎでしょ。
って気もしないではないのであるが、いやはや、はたしてそのやうなことを言ってはいけないのかもしれないのだろうか?
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ジャズピアニスト山下さんと長新太さんの絵本
オニの子と人間の子が太鼓をたたき合って
家族も出てきて
大ぜいで太鼓をドンシャカドンシャカやってたら
ピッタリ音が合って
みんな大笑い
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『つきよのおんがくかい』を先に読み、同じ山下洋輔氏絵本で「こうちゃんが出てくるなら読まねば!」という思いで読みました。
…長新太さんの画がはまってます。
やんちゃしすぎて家から追い出された、鬼の子ドンちゃんと、人間の子こうちゃん。
どっちもやんちゃ者だから、すぐに仲良くなったりはしません。
「なんだよ、おまえ」ドン!
「鬼の子だよ。オマエはなんだよ」ドン!ドン!
「人間の子だ」ドンドコ ドンドン ドン!
「やったな」ドンドコ ドンドン ドン! ドコンコ ドコンコ ドン!(×2)
以下、呼んでもいない加勢が入ってきて、太鼓のセッションが起こります。
けんかがどうなっちゃうんだろう、っていう心配は、
太鼓の音にかき消されます。
大団円は、ぜひ大きな声で『ドォン!』とお願いします。
あっけないけどよく分かるカタルシスに包まれます。
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いたずらをして家から追い出されたオニの子ドンと人間のこうちゃん。二人はたいこをたたき合いました。そのうち二人の両親や動物、鬼の世界と人間の世界が集まってお互いたいこをたたきあいました。すると全部の音が一つになってドオンと大きい音がしました。二つの世界が一つになり、みんな笑顔になりました。
始めは二人のたたき合いだったのが何人も増えていき、最後には音が一つになります。鬼の世界と人間の世界という違う世界の人々がたいこを通して通じ合う姿が印象的です。たいこをたたく音をドンドンだけでなく、色々な擬音語で表しています。絵は原色を使っていて、表情も読み取りやすくなっています。
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息子6歳2ヵ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子がほとんど一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り)◯
ちょうど良いボリューム ◯
その他
ドオン、ドオンとタイコのバトル。
おとうさんもおかあさんもねこもいぬもみーんな出てきて、みんなでバトル。
画面からあふれる「音」につられて、読むほうも大騒ぎ。息子も大喜びでした。
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いたずらっ子の鬼の子と人間の子が、いたずらばかりするので、おうちから追い出されて、2人は出会います。
その後、手に持っていた太鼓を叩く流れから、2人の家族やペットまで太鼓を持って出てくる展開が笑えました。
長新太さんの絵がこの設定によく合っていると思いました。