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とっときのとっかえっこ みんなのレビュー

絵本

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みんなのレビュー21件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (11件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
21 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

タイトルが 「 粋 ! 」 な本です

2008/12/20 01:22

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くらら - この投稿者のレビュー一覧を見る

少し大きく(小学校中学年くらいかな!?)なってから読んであげると、自分の小さい頃の事を回想しつつ、自分を可愛がってくれたおじいちゃん・おばあちゃん達の事と重ね合わせて、絵本の世界に入り込んで聞けるお話しです。

小さい頃、自分はどんな風におじいちゃん・おばあちゃん達に可愛がってもらったのか。自分が大きくなっていくとう事は、同時におじいちゃん・おばあちゃん達も歳をとっていうという事。大きくなると色んな事が出来るようになる。でも、歳をとると、それとは逆に衰え、今まで出来ていた事なのに出来なくなっていく事が増えてしまう。
大きくなった自分は、衰えたおじいちゃん・おばあちゃん達に手を差し伸べ、今までとは逆に、「してもらっていた事」を「してあげる」立場になったんだと教えてくれる。
それを「とりかえっこ」と表現する訳者はスゴイ!!
全て自然の流れ。当たり前の事なのに、本を読み進むうちにそれを思い出させてくれ、改めて周りの人を大事にしたいと思わせてくれる本。
最後は、暖かい気持ちになって読み終われるお話です。

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紙の本

愛情と思いやりの連鎖。子供たちの心に育つといいな。

2005/08/22 15:08

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:菊の花 - この投稿者のレビュー一覧を見る

いくら読んでもちっとも追いつかない。
素敵な本はどんどん世の中に生まれていく。
きっと一生かかっても、読みたい本全てを読破することは叶わないのかも。
それならば、一冊でも多くの私の出会うべき本に出会っていきたい。
出会える限り。
それが、ささやかで大切な私の夢。
たまたま出会ったこの本も、私の出会うべき本の一冊だったのだろう。
邦題の付け方が素敵。
少女ネリーとお隣りのおじいさんバーソロミューの心温まるお話。
おじいさんはネリーが赤ちゃんの頃にベビーカーを押してお散歩。
年月は過ぎ、今度はネリーがおじいさんの車椅子を押してお散歩。
素敵な”とっかえっこ”に、思わず笑みがこぼれる。
子供の成長と老人の老いという時の流れが自然に描かれている。
この二人の間にあるものの自然さが羨ましくなるほどに素敵。
それも本来なら他人同士の二人だからこそ、ますます素敵に思える。
同じ行為でも、
もしおじいさんが、いい人気取りで手を貸してやっていたら・・・
もしネリーが、義務を感じて手を貸してやっていたら・・・
二人の間にあるものも変わっていただろうと思う。
押し付けではない愛情ならば、
与えられた方にも、自然に相手を思いやる心が湧いてくるもの。
愛情と思いやりの連鎖。
こういうことがなんでもない当たり前の世の中になってほしい。
子供たちにそういう優しさの種を託していきたい。
この本を読んだ子供たちが、
「えっ、これが当たり前じゃない時があったの?」
と驚くような現実が訪れることを願わずにはいられない。

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紙の本

深い

2018/10/27 00:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る

とてもとても深くて、優しくて、考えさせられる絵本です。
自分がされたことを、今度は誰かのためにしてあげる。とても自然な、とっておきのとっかえっこ。
ステキなお話です。

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紙の本

おじいさんと女の子の友情

2003/06/24 15:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitch - この投稿者のレビュー一覧を見る

高校生の小論文を添削していますが、ボランティアに関する記述の中で非常に多くの学生たちが書いていることがあります。 

「バス停でバスの時間がわからないお年寄りに バスの時間を教えてあげた」「電車の中で、お年寄りに席をゆずってあげた」
「道がわからないで困っているお年寄りに、道を教えてあげた」

いずれも、自分が体験したことのあるボランティア活動として 挙げている内容です。 私としては、こういった行いは「小さな親切」であって、むしろ健康な人としての「マナー」にあたる領域だと理解しているのですが、今の高校生たちにとっては何か「特別なこと」のように受け止めているのでしょう。
日常生活の中で、お年寄りと接することが少なくなってしまった今の時代、
こういった現象はある意味致し方ないことなのかもしれません。
この絵本の中の バーソロミューおじいさんは、お隣のネリーが赤ちゃんの時から ベビーカーを押して散歩に出かけます。 バーソロミューさんは、一人暮らしのいわゆる独居老人のようです。 
日本では会社を定年退職した男性が、ウォーキングシューズを履いて、健康のために散歩をする姿がよく見られますが、年をとったバーソロミューさんは、お隣の赤ちゃんをつれて散歩に出るのが日課です。 

赤ちゃんのお散歩をおじいさんにしてもらえるネリーのお母さんは、毎日散歩のあいだ自分だけの時間を持つことができます。 乳幼児を育てている親にとって、こんなに助かることはありません。 そして同時に、大事な赤ちゃんを任せてもらえるバーソロミューさんは、それだけの信頼を得ていなければこのようなことは実現しなかったはずです。

外に向かって心が開かれていなければ、ただの孤独な老人となるところですが、バーソロミューさんはそうではありませんでした。 ネリーと一緒に過ごすことを望み、多くの時間を共有することを選びました。
ネリーが成長するにつれ、バーソロミューさんはどんどん年をとっていきます。足が悪くて杖を手放せなくなっても、車いすで病院から戻ってきても、変わらずネリーにとってバーソロミューさんは大好きな友人です。 
そして、今度はネリーが今までしてもらってきたことを、バーソロミューさんにもしてあげるのです。 ネリーにとって決して特別なことではなく、バーソロミューさんも自然にそれを受けいれます。 
「ボランティア」をしてあげたり、してもらったり、といった考えはきっとこのふたりには無縁なのでしょう。 バーソロミューさんのように年をとっても、ネリーのような子どもと年齢を超えた友達でいられるというのはすばらしいこと。
彼のように心を開いて誰かを好きでいれば、きっと一人きりの老人になっても淋しくはないはずです。 

そして若者もいつも自分の仲間内とだけでなく、お年寄りと会話を交わすことが日常の一部になれば、老人に手を貸すことが特別なボランティアだと考えることは少なくなるのではないでしょうか。

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2010/05/18 19:28

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2011/09/06 12:17

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2011/09/23 19:30

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2013/09/21 19:57

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2013/10/11 14:40

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2014/09/17 07:31

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2017/10/06 23:49

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2021/10/15 09:18

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