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昭和マイラヴ 思い出すことの多き日々かな お姫さまエッセイ みんなのレビュー
- 酒井 美意子 (著)
- 税込価格:2,030円(18pt)
- 出版社:清流出版
- 発行年月:1995.6
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紙の本
これは上沼ジョークではない
2001/03/09 09:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
育った家は駒場の10万坪の敷地(現在の近代文学館)。駒場や本郷の東大キャンパスも全てもと実家の敷地。敷地内に働く下男下女135人。正真正銘のお嬢様、旧前田侯爵令嬢美意子さまはこういう環境でお育ちになった!結婚相手の酒井侯爵は姫路城の元所有者。そしてお嬢様は家紋の入った人力車で学習院初等科へご通学。学校での会話「お宅は関ヶ原では随分うまくお立ち回りになったわね」「でも幕末に徳川に忠義だてしたばっかりにとんだ貧乏くじよ」これは上沼えみこのネタではありません。かつて日本にはこういう人達が確かにいたんです。
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