紙の本
夢がない!!
2002/06/15 13:09
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投稿者:akira - この投稿者のレビュー一覧を見る
建て前では正しくても何度も読む気にはなれない。おとぎ話というものは、女性は過酷な境遇にいても耐えてがんばれば、いつか王子様がきて幸せになれるという男性に助けられる存在として描かれている。確かにそれは間違いで子供に偏見をうえつける元ではあるけど、それを正しく言っちゃうと夢がないんですねえ。大人が読んで楽しめる一冊です。
紙の本
続編「もっと正しい」と比較して
2000/08/16 03:11
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投稿者:katokt - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズに関して言えば、1作目の方がマジメ度合いが少し高くて、2作目の方がより力も抜けて笑いの方向へシフトしているように感じる。ただ、どちらも短いし読んで損する本じゃないね。ほんっとに面白いよ。詳しくは
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「本当はおそろしいグリム童話」とか「おとぎ話の真実」とか子供のころに読んだ純粋な思いを流行りだけで台無しにする二番煎じ本は大嫌いだけど、この本だけは許す。だっておもしろいんだもん。
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おもろい。
なんだかあほらしい笑いがでるかんじ。 正しいことに凝りすぎる感も笑えるし、おとぎ話のパロディーがちゃんと政治的に正しいところで、元のおとぎ話にざまあみろ!と思って笑える。
でもこういうのは、時代が過ぎるとすぐ遅れちゃうんだろうな。もう、この話の中にも、政治的に正しくない部分が出てきたりしてるのかも。
英語版を読んでみたいと思った。
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「女性差別に溢れた口の利き方で極めて不愉快ですね、でも気にしません」
これがあかずきんちゃんの台詞かよw
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おとぎ話に出てくる差別用語、社会的に問題のある単語等をとことん政治的に正しい言い回しに変えた本。
多くは語りません。一緒にげらげら笑いましょう。
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昔からある童話を『政治的に正しく』表現したら、元のお話と結末も異なってしまいました。
PCという複雑なテーマをギャグに昇華させてしまうところが素敵。
同時にこれをギャグとして笑える世界にいてよかったと思ってしまいます。続編も面白いです。
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PC(ポリティカリー・コレクト)な、
政治的に正しい表現で、偏見・差別に満ちた「おとぎばなし」を書き直すとどうなるか。
翻訳にデーブ・スペクターがいるのがイヤだけれど、文章で読めば、まあ。
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[おもな内容]
赤ずきん、三匹の小ブタ、白雪姫・・・等々、
馴染みのある昔話が少し違った観点から描かれています。
[おすすめの理由]
『差別』には重く、近寄りがたいテーマといったマイナスイメージが
付きがちです。そんなテーマを娯楽として、そして子どものころ一度は
読んだことのある童話を通して読める1冊です。
単純に<面白い>んですけどね。
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シュール。この手のシュールな表現は非常に好きなので楽しめた。途中結構本気で笑った。とりあえず自分的に「チャレンジされている」は流行語になりそうな予感。密林にて中古l購入。
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アメリカで大変な議論を呼んでいる差別や偏見のある表現の問題。
それらが大量に使われている御伽話から差別色を抜き取り、更にわざと面白おかしくされている一冊。
一見ふざけているように思えてしまうかもしれません。
しかし、根強く残ってしまった差別用語を現代社会から消すことの難しさや、又はその行き過ぎの問題を教えてくれます。
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赤ずきん、三匹の小ぶた、ラプンツェルなど、誰もが知ってる物語をフェミニズムに則り「政治的に正しい表現」を使って改変した童話集。
ここで紹介されてる物語は「偏屈だなー」と笑って読むのがいいのかもしれない。いちいちツッコミを入れて読むのは野暮な本かなと。デーブ・スペクター氏による解説も短いながら秀逸。
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政経の先生にオススメされた本。
面白かった。
政治的に正しい言葉を使って、差別的な言葉は使わない、っていうことは大事だと思うけど、行き過ぎると滑稽になってしまう。
表現の自由と平等権の問題は根深いと思った。
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コメディアンの著者が、過剰なPC(Politically Correct)をいましめるために、有名な童話を「政治的に正しく」書き直したもの。
著者の狙い通り、過剰な「政治的に正しい」表現による童話は、笑いを誘うものとなっている。「正しい」はずなのに、馬鹿げていると感じてしまう…しかし、この本はPCが問題だと言っているわけではない。徹底して「政治的に正しく」しても、笑うことができる作品にすることができることを、著者は証明してくれたのではないだろうか。
最後の「ハメルンの笛吹き」だけは、笑って終えられない物語だった。ハメルンは差別や格差を無くし平等を追求した町だったが、ある笛吹がやってきたことであっけなく崩壊する。全員に正しくあろうとしても、それに意識的/無意識的に不満を持つ人々が必ずいる。「自分さえよければいいじゃないか」と多くの人が素直に思うようになってしまえば、「ハメルン」のように“平等”は簡単に崩れていってしまう。誰かを貶め、自分たちだけが利益を得られる世界の方が、「気分がいい」からだ。
「正しさ」とはなにか、誰にとっての「正しさ」なのか、考えさせられた。
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意識して言葉を変えることで逆にパワーワード化しすぎじゃない????????大丈夫???????
「経済的な恩恵からひどく阻害された粉屋」…