投稿元:
レビューを見る
綾辻行人の作品は、ちゃんとした「推理小説」という感じで好き。特に館シリーズはその感じが強く、謎解きがしっかりしてて面白い。中でもこの作品のトリックは凄かった。
投稿元:
レビューを見る
犯人は序盤ですぐに分ってしまったが設定とトリックの素晴らしさには感動。気付いたら少し泣いていました。
投稿元:
レビューを見る
館シリーズの中でも最も大規模?な作品だと思います。それだけになかなか結末に辿り着けないのですが、十分に楽しめました。時計、を用いてこれだけ不気味かつ狂おしい物語を創造できるなんて、綾辻さんはすごいな。
投稿元:
レビューを見る
再登場に喜んだりまた巻き込まれてるよって泣きそうになったり。
真実が悲しかったです。女の子は幸せにならなきゃダメよっ。
投稿元:
レビューを見る
館シリーズ第5作。時計に埋もれた閉ざされた館で起こる連続殺人。トリックが改名された時、「おおっ!」という驚きがあって、このシリーズでは1番好きです。
投稿元:
レビューを見る
読み応えは抜群でしたねー。量がそれなりにありますから。ただ、犯人が犯行に至るまでの動機の部分が、若干「?」とならないでもありませんでした。とはいえ面白いですよ。
投稿元:
レビューを見る
時計いっぱいの家に住みたい。壁を時計で埋めるとか。
ちょっと可哀想な女の子の話。いっぱい人が死ぬ。可哀想に。
館シリーズ第五弾。
投稿元:
レビューを見る
読む前は、時計から時限トリック、アリバイ工作、内部に隠れる、などを想像していたけどもっと心理的な使われ方をしていた。しかし、理詰めで考えると違和感が残る内容。中村青司は、よく「からくり趣味」と言われているが、今回ようやくからくりっぽい館になったと思う。
投稿元:
レビューを見る
綾辻作品の中では一番好きな作品かもしれません。
館シリーズの中では一番スリリングでエンディングがちと悲し。
投稿元:
レビューを見る
ミステリ作家・綾辻行人の代表作といえば『館シリーズ』を置いて他にない。これに必要なものは社会から切り離された舞台、大掛かりなトリック、犯人、探偵役、そして怪しげな登場人物たち。その年代の時代背景、時事的な事柄は一切必要ない。殺人が起きて、謎を解き明かす。いたってシンプルな筋書き。しかしシンプルだからこそ単調になりすぎたり、数ページで読み飽きたり、数日間放っておく…なんてことになってはならない。すべては作家の力量次第なのだ。綾辻行人の『館シリーズ』はそんなシンプルな『本格』ミステリの構造を見極められた作品だろう。その中でもこの「時計館の殺人」は第45回日本推理作家協会賞を受賞しているなど、太鼓判付きの面白さを持っている。『シリーズ』というだけあり全ては一作目の『十角館の殺人』から続いており、これだけを読んでも解らない箇所が複数ある。そして犯人の動機や殺人にいたるまでの背景、その心理状態、または現実的な舞台設定・人物設定を望む読者にはお勧めしかねる。もしかしたら新しい世界が開けるかもしれないが(希望としては、コッチだ)、「物足りない」とか「人が沢山死ぬ理由がない」など言われるのは、これらシリーズを分析なしで楽しみたいファンとしては好ましいものではない。実際、本作の舞台も郊外にひっそりとそびえる古めかしい館が舞台になっており、中は全て時計で埋め尽くされていて、当然現場は密室、超常現象めいた発言があったりする。あと綾辻行人氏の小説に見られる共通点は「孤独な美少女(美少年)」だと思う。館の中で一生を過ごす美少女、現実離れしているがある意味「王道」の匂いもする。小説の中に用意されている駒だけを見ればチープかと思うかもしれない。だがそれだけでは長年愛されるシリーズになるはずがない。文庫本を一日で読み終わってしまうほど熱中できる魅力は、すらすらと続きが読める滑らかな文章、文面からは場面の色(憂いや暗さ、おどろおどろしさなど)を感じ取れる。『時計館の殺人』はシリーズ二番目の長編でとても読み応えがある。何度も読み返し読みたくなる、そして一度読んでいても二度目に読むとまた違う味を感じるはずだ。
投稿元:
レビューを見る
本当に綾辻氏は親切。あれだけ親切に傍点打ってくれてるのでとても解り易かった。ただ、時間の関係を整理した表は面倒なので読まずに飛ばしました。親切すぎるのも考え物です…。【060824古/060914】
投稿元:
レビューを見る
●『館』シリーズ第5作●第45回日本推理作家協会賞受賞!●王道?正統派?の本格ミステリーと言う印象●懐かしの江南君登場!(十角館以来2度目)
投稿元:
レビューを見る
最初に読んだ十角館は衝撃だったけど、だんだんと予想がつくというか、慣れてきてしまってあんまり感動しなくなっちゃった。この本も、登場人物がバンバン死んじゃって、生き残りが島田さん含めて4人だからなんとなーく犯人はわかってしまう。ただ、綾辻作品はトリックがいい!今回の時計館のトリックはまさになるほど〜ってかんじ。もうちょっと犯人が誰?誰?みたいに推理しつつ読めるとおもしろいけど、種明かしはすごい!
投稿元:
レビューを見る
館シリーズ5作目。
今回はまた舞台が人里はなれた場所にあります。
館シリーズの中で最高長編。(この時点で暗闇はまだなので除く。)
江南くんと鹿谷さんの再タッグが嬉しい。
このうれしさはシリーズならではだなぁと。
交霊の儀式などがありオカルト要素も好き。
投稿元:
レビューを見る
ミステリー長編。館シリーズ。
かなりの大作なんだけど、全然飽きもこず、一気に読めます。
さすが綾辻さん。今回も最高です。