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「なんだ。先が読めるなぁ」と軽く考えていたら大違い。やっぱり最後は見事に作者にしてやられちゃいました。
でも、全てが緻密に構成されていて、無駄がなくて、本の厚さは厚いけれど、スマートな推理小説だと思います。
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大長編ミステリ。300ページばかし読み、そのまんまにしております。もう一回最初っから読まなくっちゃ・・・。
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なんてったって時計館。トリックとしてはシリーズ最高でしょう。集まったメンバーが、十角館の館メンバーを思い起こさせてちょっと懐かしくもなります。そしてこのおどろおどろしさ。そうです。次に誰が死ぬの、まだ誰か死ぬの。館という閉鎖空間モノでは、こういうサスペンスを求めていたのです。館の過去を探るシーンだとか、フラッシュバックする昔の罪の話だとか、構成もドラマティック。トリックがここまですごくなかったとしても、普通にいい話だったと思います。そしてそのトリック。これ読んでる途中で謎が解けた人がいるのかは知りませんが、いいよ読んでる途中で解けなくても。本当に唖然とする、これが綾辻ミステリだ!
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綾辻行人氏の館シリーズ、屈指の名作。
第45回推理作家協会賞受賞作品。
館を埋める108個の時計コレクション…。
鎌倉の森に佇む時計館で10年前に一人の少女が死んだ。
館に関わる人々に次々と起こる自殺・事故・病死。
死者の想いが眠る屋敷を訪れた9人の男女に無差別殺人の恐怖が!!
煩悩の時計の針が醜い心を刻む、渾身の名作。
一度お試しください。
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シリーズと知らずに読んでしまったものの、別に困ることもなく、分厚いので尻込みしたものの、すらすら読めてしまった。
館の見取り図とにらめっこしながらではあるが、内部のややこしい構造も、ちゃんと想像できて、結末に物足りなさを感じたものの、おもしろかった!
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よくあんなトリック考えるなぁ、と。他の作家になっても絶対にミステリだけは書けないと痛感。あんまりなりたくないけど。
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館シリーズ5作目。精密に仕込まれたトリックに天晴れです。
ミヒャエルエンデの「モモ」を思わせるほど、時計という時計が詰め込まれた、閉ざされた一室。そして10年前に亡くなった一人の少女。
狂った時計が鳴らす鐘。犠牲になった1人の少年の死が異様に悲しかった一冊。
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館シリーズの5作目。時計館に住むといわれている10年前に
亡くなった少女の亡霊と接触を図るために、
9人の男女が館に閉じこもり、交霊会を開くことになりました。
館の内では連続殺人。外では館の謎に迫ります。
驚愕の表情を浮かべて殺されてしまった人物。
「なんで?なんで?いやーー!何を見たのーーーー!?」
と、足をばたつかせたくなった私でした。
終盤一気に謎が解けていく様は、何とも言えないです。
館シリーズで1番のお気に入り。
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綾辻行人、初めて読んだ。
これは、も〜私が中高生の頃いっぱい読んでた、江戸川乱歩、横溝正史のような雰囲気が漂うものですなぁ。
面白い!
ちゃんと間取り図がついているところも私の壺♪
どんなに臭いドラマでも、見てみたーーーい!こういうその家だけ時代に取り残されたっていう世界のドラマ化♪
読み終わってついうっかりダブって迷路館の殺人、注文しちゃったよ…。
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【紹介】館を埋める百八個の時計コレクション。鎌倉の森の暗がりに建つその時計館で十年前一人の少女が死んだ。館に関わる人々に次々起こる自殺、事故、病死。死者の想いが時計館を訪れた九人の男女に無差別殺人の恐怖が襲う。凄惨な光景ののちに明かされるめくるめく真相とは。第45回日本推理作家協会賞受賞。―――――【感想】相変わらずの閉塞感がいい感じだしています。こんな状況になったら私は絶対発狂しそう^^;この先生は「先入観」の達人ですね。最初から最後まで、ギュ〜っと物語が詰まった感じですので★五つ。最初の作品から順々に読んでいくことをオススメします。
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おもしろかった。トリックもなかなか。でも、十角館の殺人ほどのインパクトはなかったかな・・・。2007/12/02読了
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クローズドだと思わず読み始めたら、意外にクローズドだった。
綾辻さんはどんどん橋読んでからもう読むの辞めようと思ってたけど、これはなかなか面白かった。
自分としては生き残りそうな人間がわかってしまうのが難点かなぁ。
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前作の『人形館の殺人』がイマイチやっただけに、
余計に「らしさ?」が全篇に散りばめられてる感じがして、良かったです。
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綾辻行人は章立てが見事。この本に限ったことじゃないけど。
ということで、殺されるまでのあの怖さは、耐えられないから、事件が起きそうな章は飛ばして最期まで。
そうまでしても読みたい。
ええ、まぁ、読んだといえるかどうか微妙です。
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館を埋める108個の時計コレクション。鎌倉の森の暗がりに建つその時計館で10年前1人の少女が死んだ。館に関わる人々に次々起こる自殺、事故、病死。死者の想いが籠る時計館を訪れた9人の男女に無差別殺人の恐怖が襲う。凄惨な光景ののちに明かされるめくるめく真相とは?第45回日本推理作家協会賞受賞。