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紙の本
孫子の兵法
2002/07/08 16:13
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投稿者:みこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
孟嘗君誕生から続いていた物語だが、この巻から今まで育ての親である風洪(後に白桂)を中心としたものから文(後の孟嘗君)の視点へと転換期を迎えた。
育ての親である白桂と軍師の才に秀でた孫ピンの計らいにより、赤子の時に殺されそうになって逃げ出た田氏の家に戻ることとなった文だが、実の両親より育ての親に思いを寄せる日々が続く。成人し初陣に出ることとなる彼だが、まだその手腕は未知の物だった。
その代わり活躍したのが孫ピンである。
彼は旧知の仲であった魏のホウ涓に裏切られ無実の罪に問われて両足を失い額に罪人の刺青をされていた。が、白桂に助けられたことにより斉の軍師として復讐の機会が巡ってきたのだ。
漢文の授業に良く取り入れられる部分でもあるから知っている方も多いと思うが、屈強と謳われた魏軍を孫ピンは思いも寄らない戦略で打ち倒す。
今でも言われる「孫子(孫武・孫ピン)の兵法」のうちの孫ピンの天才ぶりを目の当たりにしたかのようで不思議だ。
その後彼は戦いには出ず兵書を書きつづけたと言うが、文の視点を通してそのあたりのことも語られるのだろうと思うとこれからの展開に胸が躍る。
もちろん文の成長ぶりもますます楽しみである。
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