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哲学論点集的な感じで、おもしろく読めました。もちろん、一定の問題に大して結論が常に出るわけではありませんが、むしろ問題点の指摘それ自体に、知的興奮を覚える、そんな本です。
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仮説を話すなら、状況設定をすることが大事だと思う。
地球上から人がいなくなったら、地球について話す事なんてなくなるってことだよな。侑香
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時は流れているだろうか。私が見ている木は本当にそこにあるか? 他者、意味、行為、自由など根本問題を問いなおす対話篇。
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2010/3/28
時間とは?
言葉とは?
意味とは?
考え出したらきりないけど、たまに考えるのは楽しい。
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対話形式で議論が進み、読みやすいが、理解するのは大変だった。
当然のことながら提起されている問題に答えが示されているわけではなく、自ら考えさせられる。日常的に当たり前だと思っていることを深く考えてみるきっかけを与えてくれる。
私のように哲学と縁のない人間にとっては、世界の裏側を見せられたような気分になる。
ここで語られている問題の多くを改めて考えるにあたり、言語についても考えてみる必要があるように感じた。
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【夢ゼミ2010年09月オススメ本】
「哲学」と聞くと小難しい印象を受けられるかもしれないが、この本には専門用語はほとんど出てこない。
その上、身近な事柄を例えに、会話形式で話がすすむので読みやすい。ただし!疑問を投げかけられ、適度に展開されたところで終わります。
「この本を読んで、何か答えを学んでほしい」わけではありません。
この本を通して、「えっ!?そんなことが問題になるの?」と、問題の立て方を楽しんでいただきたい。
答えがすぐに出せない問題が身近にあることを知り、色々なことに疑問を持つ感性を持ってほしい。
そして、途方もない考えを巡らせる、そんな経験をしてほしいのです。
「哲学」という、少し変わったものの見方を知るきっかけになればと思います。
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泣く子も黙る野矢茂樹氏です。
前書きの宣言どおり、「明るい陽射しの中で、思わせぶりを排した輪郭の明確な謎を立ち上がらせ」てくれます。 「存在」「言葉」「時間」「意志」などに関る無邪気な問いを、先生自身の中に住まう引き裂かれた二者の対話形式で、徒手空拳に思考する方法を指南してくれます。
私以外の全てのひとたちが、この同じ世界に異なる視線を投げかけている不思議に立ち止まるとき、わたし(たち)はその不協和音に痺れる。
日常生活に影を落とすピットホール。
そんな私的体験すら、言語に読み替えて共有の俎上に上げなければならない、この二重の歯がゆさ。
にゃ〜〜〜〜!!!ってなる。
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[ 内容 ]
時は流れているだろうか。
私が見ている木は本当にそこにあるか。
他者、意味、行為、自由など根本問題を問いなおす対話篇。
[ 目次 ]
1 意識・実在・他者
2 記憶と過去
3 時の流れ
4 私的体験
5 経験と知
6 規範の生成
7 意味の存りか
8 行為と意志
9 自由
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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ぐだぐだした感じ。
『意味の在りか』の章は好き。
頭の中でこういうやり取りを展開するのは好きだけど、他人のものは意外と読むのが面倒だった。
哲学入門書だと思って読み始めたけど、考えたことを書いているので、エッセイだと思う。
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東大国語のような話題がわかりやすく、しかもまんべんなく載っている!読みやすいしわかりやすい!哲学って難しそうだけどほんと考えると面白い☆
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「人類が滅亡しても夕日は赤いか?」
そりゃ、赤いだろうと思う方、ぜひ。
物事を多角的な面から考察する力をつける本。
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頭の体操には良いと思う。
例もわかりやすく、難しいものもない。
この本をステップに他の哲学書的なものを読みたくなる。
余談だが、この本が教科書指定されていた野矢先生の期末試験を受けたら、2周したにもかかわらず見事に「不可」だったという、苦い思い出がある。
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書いてある内容はよくある「哲学の考え方入門」って感じなんだけど、フォーマットが対談形式になっていて、ウィットのある会話が面白い。長く読み継がれる新書だと思う。
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解釈のしかたは色々ということだね
ーーー9条みたいにね
ヒヤリハット体験でした
頭いいひとが噛み砕いたほん
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普段は理系の本を多く読むぼくですが、哲学的な視点も欲しいと思い手に取りました。
その結果は大いに有益でした。
まるで言葉遊びのようですが決して納得のいく答えが出ない難題がこの世には残されています。
それを敢えて著者は選んで、分かり易く対話形式の文で一人議論しています。
著者が今まで読まれた書物から取り入れた考えと著者自身の考えを混ぜて繰り広げられる“哲学の謎”。
理解するために読み返すことも何度かありましたが、スラスラと読めてしまう一冊です。