紙の本
どちらかが彼女を殺した
2002/05/30 13:20
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投稿者:ブラウニー - この投稿者のレビュー一覧を見る
和泉園子は警察官の兄康正に信じていた人に裏切られたと電話して亡くなった。亡くなった状態から自殺と思われたが、兄康正は自殺ではなく、他殺だと確信した。そこから康正の犯人探しが始まる。園子の元恋人佃潤一と園子の友達で今は潤一と付き合っている弓場佳代子のどちらかが殺したというところまで行きついた。そこからどちらが真の犯人なのかということ推理するのだが、最後まで読みおえても私はどちらが犯人なのか分からなかった。犯人がわからず気持ちが悪いのでインターネットで調べて見ることにした。すると、犯人を記述していないのは著者の意図であることが分かり、その後見つけた色んな読者の推理、コメントから犯人が分かった。このような小説の書き方は新鮮な手法だと思ったし、読者がこんなにネット上で推理し合うというのもすごく、改めて東野圭吾さんはすごいと思った。
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犯人が結局誰でどっちなのかわからない!!!これがミステリーか・・・。将来、気が向いたらもう一回読むか。
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いつもの東野らしくない、小難しい印象を受けた。確かに推理小説として見ればいいが、彼らしいユーモアが見えない。犯人を推理する過程を楽しむ、確かにそれは素晴らしいが、私はどうもそこにたどり着くまでが少し退屈でした。何ていうんでしょう。ドロドロの復讐心に、少し嫌悪感。ラストの展開などは非常に良いし、状線もしっかりと張ってあった。犯人を最後まで明かさないものの、犯人が分かるようになっている。それにしては、まだ謎も残るが、犯人を探すその過程は非常に面白い。弓場佳世子も、佃純一も、結局自分のことしか考えていなかった。そして殺された園子も……、康正がぎりぎりの所で、留まったのには少し感動。しかし、加賀刑事いいなあ。他の小説にも登場してるけど、彼のキャラクター面白くて好きですよ。加賀と康正。全く違う二人ですが、確かに友情といいますかね。何か絆があったと思います。切なくも美しい、推理小説でした。
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最後まで読んでも犯人は明かされません。
一度読みおわって、私はわかりませんでした・・
もう一度読み直そ・・
誰か読んで教えてー!!
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これ、最後はっきりと犯人の名前書いてないあたりが、東野圭吾やってくれたなって感じ。あくまで2人のうちのどちらかが犯人だけど、それを見つけるのはミステリーファンなら簡単。きちんと手がかりがいたるところにさりげなく与えられているあたり、憎い演出ですよ。ホント絶賛。あのラスト、今までにないから、もし犯人がわからない読者にしてみたら、「えっっ結局犯人だれだったの?」てなるかも。
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殺害された女性の身内が、犯人探しを始める。2人に絞られた容疑者。話に引き込まれて、「犯人はどちらだ」と夢中になって読んでいったのに、最終的に犯人は明かされないままで終わる。
私には見破れなかった。
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最終的に、どちらが彼女を殺したのか、結果が載ってません…。メモしたりして、どちらが犯人かを自分で推理しましょう。…というわけで、また借りないと。ちなみに文庫版は、犯人解説ページがあるらしいです。
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面白かった!ちゃんと読んでないと最後に犯人がわからない所が新しい。不親切と言えばそうなのだが、読者に最後まで推理させる試みが素晴らしい。
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最後まで読んでもどちらが犯人だとは書いてない所が面白い。ゆっくり推理してみないと分らないです・・・もう一回、読みますか〜
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こちらも加賀刑事シリーズ。
まさに「推理小説」です。
最後の最後まで犯人がわからず…だからこそ面白い。切ないストーリーと読者への挑戦。ミステリー好きには堪らない1冊だと思います。2回読み直したのですが、多分犯人は…あちらの方かなぁ…。
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内容(「MARC」データベースより)
最愛の妹を殺害され、かつ自殺の偽装を施された愛知県警勤務の和泉康正は、"現場検証"の結果、2人の容疑者を割り出す。
ひとりは妹の親友、ひとりはかつての恋人。康正は真犯人に懸命に肉迫するが…。
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ぼくの推理などお見通しでしたね。
犯人をはっきりと名前で指し示さないの、ずるい!
ピースは全部そろってるけど
本当に合ってるのか答え合わせができないじゃない。
いや、書いてあるんだけど・・・自信満々で答えられない・・・
ゴミ箱の中身まで戻って見直したけど
考えたらよけいさらに疑問が出てきちゃった
ずるい
ずるいわあー
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2008.11.21
おもしろかったです。
最期まで、一気に読んでしまいました。
妹を思う兄の気持ち、特に親を亡くしていると、こんなに強いモノなんでしょうかね〜
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結局、どっちが彼女を殺したのか。。。
読み終わったけど、解決してくれなかった。。
こういう手法は初めてだったので、なかなか面白かった。
でも、やっぱり最後には犯人がわかった方がすっきりする。
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妹園子を殺した犯人は誰か?警察官の兄康正が、園子の元恋人の佃潤一と友人佳世子のどちらかが彼女を殺したことを突き止める。と言っても、犯人は最後まで明記されません。加賀刑事が登場します。文庫本には、袋とじの解説があって犯人がわかるらしいです。うー、犯人分かりません。とっても面白い推理小説なのですが、やっぱり犯人は教えてください!