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広島第一県女一年六組森脇瑤子の日記 みんなのレビュー
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紙の本
原爆が奪ったもの
2023/12/19 11:59
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
1945年8月6日に広島に投下された原爆は、何を奪ったのか。
空から見た破壊力や、その年の内に約14万人などといった威力や規模の話ではなく、広島に生きていた一人一人の命を、実感、痛感させる一冊だ。
前半は、森脇瑶子さんの日記。8月5日までで終わっている。お国のためにと勤労動員に精を出すけなげな姿が伝わる。しかも、翌日に自分が亡くなるなんて(当たり前だが)思いもしない。泣ける。
後半は、日記と向き合った兄で被爆者でもある細川浩史さんや、家族、関係者による手記がまとまっている。原爆がその瞬間だけでなく、その後も長きにわたり、残された人たちの心を痛めつけていることが、伝わってくる。
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