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○あらすじ
学校で先生が読んでくれた本が気に入って、
その作家Mr. Henshawにファンレターを書いたLeigh。
最初は返事が来なかったものの、
作家についてのレポートを書くという宿題のために
Mr. Henshawに質問を送ったLeighは、
逆に彼から質問の手紙を受け取ります。
最初は返事をする気のなかったLeighでしたが、
暇つぶしで質問に答えている間に、両親の離婚のことや、
転校先で友達ができないこと、連絡してこない父親のことなど、
自分の悩みを語り始めます。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
Beverly Cleary作のニューベリー賞受賞作品です。
ストーリーは、主人公LeighがMr. Henshawに宛てて書いた手紙と
Leighの日記によって綴られていきます。
手紙を書く間にLeighは、二年生から六年生へと成長していきます。
手紙の内容はもちろんですが、最初はスペルミスがあったりして、
そういう部分でも彼の成長ぶりが分かります。
Henry君やRamonaシリーズに比べると、
ところどころに笑いを誘う部分はありますが、
ドタバタはなく、全体的に静かでジーンと余韻が残る作品でした。
私が読んだのはこのバージョンですが、
たぶん原作と内容は一緒だと思います。作品の解説&単語集?が載っています。