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このしんっ…とした空気がたまらない。この雰囲気、ちょっと怖くなってくるんだけどラストが知りたくて止まらなくなりました。イーイーがかっこいいんだ。
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何も持っていないんじゃないかと思う。
家族だって身体だって言語だって知識だって感情だって。
コミュニケーションツールに不信を抱くことは
自分の孤独に気付くことだ
気付かなければ、気付かないふりをしていれば幸せなのかも、
でもイーイーは、アナナスは、私は、 …
何度読み返しても苦しくなる。
何度読み返してもわからない、
ただ切なくて切なくて切なくて…、
長野作品で一等好き。
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どこかノスタルジーで
どこかミステリアスで
どこか儚く美しい
世界観に魅了されました。
初めて読んだときは中学生だったかな。
ラストのシーンは
何故かボロ泣き。
長野氏のような世界観をつくりたいなぁと
思っています。
いやはや。無理な話なんですけどねぇ(笑)
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夏になると読みたくなる。
小さいときに読んだせいか、本の中で描かれる夏の描写が、今でも私の夏のイメージになっている。
「遠い未来の夏」のイメージは、なんでこんなに切なくなるのだろう。
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※そのとき不意にイーイーの手が、ぼくの耳を左右からつつみこんだ。冷たく、細い指の感触とともに、ぼくは降りそそぐ雨の音を聞いた※
近未来SFもの。
巨大なビルディングが生きるものの生活を全てまかなう環の星と呼ばれるところが舞台。
主人公アナナスは、ビルディングに映る青い惑星に思いをはせ、そこに自分のママやパパがいると信じて憧れて暮らす。
そんな中、友達の青い瞳を持つ謎の少年イーイーと、夏休みの計画をたてて、ママやパパと一緒に過ごそうと提案するが…
うー。風景描写がとても美しいです。
読んだだけで、頭の中に青い海が広がり、白いパラソルが浮かびあがりました。
イーイーが個人的にすごくツボなキャラでした。
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展開がころころ変わります。着いていけなくなるので何度も読み返しました。
小さな恐怖と不安がだんだん大きくなって、大切な人に依存しているのに存在が小さくなっていってしまう
そんな感じ(てきとう過ぎる
下も読みました
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考えれば考えるほど謎すぎて、最後まで解けませんでした。最後はもう怖くて・・・怖くて。あの消失感は忘れることができません。トラウマ。
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この絶妙な雰囲気に飲まれました・・・。映画を見ているような錯覚に陥るからか、絵で表現してみたくなります。青い海をみると思い出す作品。
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最初は難解な部分もあったけど
イーイーのことが気になって後半は
読むのを止められなくなりました。
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これは、個人的にストライク。
登場人物がとても魅力的。サーキュレに乗る少年達が好きです。どうしてこんな繊細な心をこんな風に描写できるんだろう。素敵です。
ラストが理解出来なかったのが少し残念でしたが、すごく楽しめました。また読みたい一冊。
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長野まゆみ作品でダントツに好きな作品。
難解すぎるのが困る。
なんかツボが詰め込まれてるよ!
SFとか近未来(近?)とか。
暗号解読に必死になってた。
そんな時期が私にもありました。
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もやっと文学。
あいかわらず少年しか出ません。
でもこれは中々不思議で面白い。
雰囲気がよい。
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長野さんの話の中では一番好き。
持てるものをすべて捨てても、まだ捨てるものがある。
さいごに残るものは、いったいなんだろう?
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長野まゆみ作品の中でも特別思い入れのあるこの作品。大好きです。
この世界の謎や矛盾からいろんなことを考えさせられます。
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長野まゆみと言ったら、まずこれが思い浮かぶ。
少年愛にはあまり興味がないのだが、彼女のSF世界観が好きだ。
最初から最後まで物悲しい雰囲気があり、とても難しい話だった。