投稿元:
レビューを見る
勾玉三部作の第1作目。
日本神話を土台にした古代日本のファンタジーです。3作とも一貫としてある種族を超えたボーイミーツガールは恥ずかしく感動的です。
投稿元:
レビューを見る
勾玉を使ったファンタジー第1弾です。
古代の神様が存在する時代のお話で主人公・沙也の気持ちがとても共感でき、とても楽しく読みました。
えびが高校生で読んで、今でも気に入ってるお話です。
投稿元:
レビューを見る
勾玉三部作最初の作品。
光が正義でなく、闇が悪でない古代の話。
主人公の少女狭也の自然とのふれあいが素敵です。稚羽矢の天然っぷりもいつ読んでも笑えますね。
投稿元:
レビューを見る
日本が世界に誇る児童文学作家、荻原規子の記念すべきデビュー作。
『白鳥異伝』『薄紅天女』とつづく「勾玉三部作」の第一作目でもある。
舞台は、まだ神々が人間と同じに地上をあるき、大和が「豊葦原」とよばれていた古代。
地上は高光輝(たかひかるかぐ)の大御神(おおみかみ)ひきいる光の勢力が支配し、対立する闇御津波(くらみつは)の大御神ひきいる闇の勢力は、各地にひそんで反撃の機会を狙っていた。
ふつうの村娘として育った狭也(さや)は、ある悪夢に悩まされていた。それは、拭いがたい過去の記憶であり、彼女の運命を暗示するものでもあった。
婚約者を決める祭りの夜、彼女は楽人としてやってきた闇の勢力の者たちから、みずからが闇の勢力の姫君・「水の乙女」であることを知らされる。
しかし光にあこがれる狭也は、それに反発し、高光輝の息子・月代王(つきしろのおおきみ)の侍女として召し上げられる道を選ぶ。
思いがけないほどに孤独な宮中の生活を送るなか、狭也はひとりの青年と出会う。
それは高光輝の末の息子、稚羽矢(ちはや)であった。 身の危険から、彼をつれて宮中から逃げ出した狭也は、やがて光と闇の戦いのなかへ身を投じていく。
壮大なスケールの物語でありながら、登場人物の描写が非常に丁寧。
古代文献から引き出してきたであろう多くの設定の中に、さまざまな登場人物が緻密に組み込まれている。
また、光と闇の両方の素質をもつ狭也と稚羽矢が、いかにして対立する両者の架け橋となるのか、という主題的な問題のほかに、
戦いの中にありながら逞しく生きる人々の姿や、異質者に対する集団の暴走など、
「戦い」には避けて通れない部分を、児童文学というジャンルに収まりきれない筆致でえがいている。
ひろい世代が読むに耐える作品であるとおもう。
投稿元:
レビューを見る
日本を舞台としたファンタジーものというと、多分真っ先にあげられるだろう一冊。勾玉三部作第一作。私が持ってるのと表紙が違う……と思ったら、出版社変えて再刊行されたものでした。
日本神話創世記を舞台とし、主人公たちが失敗したり傷ついたり傷つけられたりしながら、戦いの中、成長してゆく定番中の定番の物語。この作品での「不老不死」の扱いは一考に値します。
古事記や風土記、日本神話を知らなくても楽しめるけど、知っているともっと楽しめる一冊。ちなみに私は科戸王と鳥彦が好きでした(笑)。
ミュージカルにもなっています。音楽担当がザバダック……見たかった!
投稿元:
レビューを見る
高校時代にコレを原作にラジオドラマの脚本を書きました。友人と4人で。読み込むほどに愛着がわいた一冊。シリーズのほかの巻も秀逸です。
投稿元:
レビューを見る
神々がまだ地上を歩いていた古代日本を舞台としたファンタジー。『白鳥異伝』、『薄紅天女』と続く「勾玉」シリーズ3部作の第1弾。この作品がミュージカルになりZABADAKが音楽を担当したと、ZABADAKのライブで知り、読んでみました。結構、ファンは多いようで・・・ 色々とファンタジーを読んできていて、慣れてしまったのかなぁ。話がすんごく面白いってわけでもないし、デビュー作ということもあって、なんとも、読みづらい。悪くはないと思うんだけどね。 話よりやっぱZABADAKの曲を聴いてみたいです。
投稿元:
レビューを見る
ひとりは「闇」の血筋に生まれ、輝く不死の「光」にこがれた。
ひとりは「光」の宮の奥、縛められて「闇」を夢見た。
古代日本をベースとしたファンタジー。「すごい」としか言いようがない。好きな本はと聞かれたら、真っ先に勾玉三部作が浮かびます。
先が全然よめなくて、途中で本を手放す気になれなくて、一冊の本の中に読みたいものが全部詰まってた。勾玉三部作を読んで、やっと「本当に好き!」って本に出合えた気がしました。
投稿元:
レビューを見る
ちょうど昨年の今頃。図書館の児童書本棚で見つけたお話。ファンタジー小説が読みたくて、ほんとに偶然に手に取ったこの本が、カナリヤを虜にした。お話の舞台は古代日本。まだ神々が全てのモノを支配していた頃「豊葦原」をめぐって「水の乙女」と「風の若子」がおりなす冒険と成長、運命の恋のファンタジーです。お話の情景や人物の描写がとにかく魅力的。登場する女の子たちが強い(笑)!
投稿元:
レビューを見る
神々が地上を歩いていた古代の日本、「豊葦原」の光と闇がせめぎあう戦乱の世を舞台に、「水の乙女」と「風の若子」の冒険と成長、運命の恋を描く。「勾玉」3部作第1巻
投稿元:
レビューを見る
勾玉三部作再読中。三部作の中では一番印象に残ってない話だった、のですが、読み返してみたらそんなことはなく。とっても面白かったです。稚羽矢が狭也を迎えにくるくだりなんか、ラブラブだなあお前ら! とニヤニヤしながら読んでました(イヤらしい)。けっこうこのシリーズ、ラブ色濃いのですよね。そこがまたいいのですが。 (読書日:2004/9/1)
投稿元:
レビューを見る
友人から借りて、つい最近はまった本。最初からぐーっと引き込まれました。和風ファンタジーはあまり読まないのですが、これはほんとによかった。
投稿元:
レビューを見る
勾玉3部作の第1弾。古代日本を舞台にした壮大なファンタジー。異色といえばそうなのだろうが作品の完成度は高い。
投稿元:
レビューを見る
和風ファンタジー。 古代日本の雰囲気が素敵。
大人になってから読んだせいもあり、それほど感銘は受けなかったが、日本の神話などを知らない人が読んでも楽しめる作品だと思う。
投稿元:
レビューを見る
現代児童書としては異色のストーリーながら大人になっても楽しめる数少ない一冊。
勾玉シリーズの第一巻。話自体は一巻完結なのでどこから読んでも楽しめるおいしいシリーズ。