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ゆるやか~にすべてが繋がっている。
その感じが心地いい。
なんといっても、桜が咲く庭に佇む母の残像ってビジュアルが素敵。
そしてラスト、こう繋がるとは……!と驚かされた。
表題作、へたにちやほやされた女は怖い、と意地悪く思ってしまった☆
ちょっと時代が古いけど^^;(IT関係とかね……こればっかりは日進月歩。仕方ないですな)
読後はいい、短編集。
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ミステリー短編集。短編集だが、それぞれの話で出てくる人物がどこかで繋がっていて「あ、これはあの人か…」と思いながら、一気に読んでしまえた!面白い。
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8編から成る短編集。主人公がすべて「私」なので誰が誰だか少し混乱するが、読み進めていくと繋がり納得。なかなかスマートな連作作品集。 ひとつひとつの作品もよくまとまっている。 ここでは「よもつひらさか」の方が評価が高いようですが、この作品もなかなかいいです。短編集だけど、次の作品が気になり一気読み。
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全体的に不穏な8つの短編。
少しずつ登場人物が繋がっていたりします。
殺人事件からご近所問題までさまざまな規模の事件の謎がそれぞれの短編で解ける。どれもわりと実際にありそうな真相なので読んでいるうちに妙に神妙になりました。
とくに「おまえが犯人だ」、「六月の花嫁」、「吾子の肖像」が好みです。
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この方の作品を続けて何冊か読んだが、話はよく出来ていて面白い。ただハマルというほどのものでもないかな。それでも今回の作品は短編だが、非常にうまいストーリー展開ではずれはないですね。
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少し複雑な事情が織りなす8つの短編作。
・おまえが犯人だ
・帰り花
・つきまとわれて
・六月の花嫁
・吾子の肖像
・お告げ
・逢ふを待つ間に
・生霊
各編の主人公は友人や元夫などというふうに、何らかのつながりがあり、最後に謎が解ける!?という構成。
偶然の偶然は必然というような、事実が隠されている書き方で、そんなに難しいトリックもなく、推理して読んでいくのが楽しかったです。
サラッと楽しめました。
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各話に出てきた登場人物が別の話の主人公になったりしてて、この手のパターンは好み!
結構読んですぐ引き込まれる話が多く楽しかった!
短編やし休憩本としても読みやすくオススメ!
・おまえが犯人だ ★★★★★
どんでん返しで最後は主人公の悪を感じてよかった!
いきなり物語が始まったがすぐに引き込まれて短い作品にも関わらずしっかり話がまとまってて良かった!
・帰り花 ★★★★
1話目で出てきた山内が主人公の話。
石の灯籠の下に母が埋まってるのだろうか?!
・つきまとわれて ★★★★
山内の奥さんが主人公の話。
庄司と姉の歪な恋愛が、なんだかちょっと羨ましくも思う。
・6月の花嫁 ★★★★
今回は山内の奥さんの先輩が主人公の話。
面白かったが、こんなにうまいこと結婚まで持っていけるのか疑問だった。
・吾子の肖像 ★★★★
この話の主人公は3話目ででてきた姉と結婚しかけてやめた弁護士。
途中まで誰が主人公か分からなかった。
吾子って言葉は初めて聞いたし意味も最後まで分からないまま読み終わってしまった。笑
テンポよく読めた!
・お告げ ★★★
今回の主人公は珠子先生!
最初からすごい引き込まれたので、トリックが残念!ゴミ漁りかーい!
でも面白かった!
・逢ふを待つ間に ★★
うーん、これは微妙。
今まで他の話に登場したキャラクターは出てきてなさそう。
シミレーションゲームの話も勘違いとしか思えんし。
・生霊 ★★★
前の話で出てきた横川先生って、「お告げ」でチラっと出てきた大学の先生だったのね。
今回の主人公は、スナックのママ。
彼女は実は「帰り花」で家を出て行った母だった!!
このどんでん返し的な感じは好きだけど聡子の生霊の話はそこまでだった〜