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最初の方はけっこうおもしろかったんだけど・・・
オチっていうか、動機がそれじゃ~、ちょっと古くない?
もうちょっとひねってほしかったなあ。
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注記 第42回江戸川乱歩賞受賞作
注記 著者の肖像あり
ISBN 4-06-208385-X
入手条件・定価 1500円
全国書誌番号 97008361
個人著者標目 渡辺, 容子 (1959-)∥ワタナベ,ヨウコ
NDLC KH692
NDC(9) 913.6
本文の言語コード jpn: 日本語
書誌ID 000002523800
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第42回江戸川乱歩賞受賞作。
スルガ警備保障所属、現在コトブキ屋自由が丘に勤める八木薔子は主に万引き犯を捕まえる保安士である。そんな彼女の元に、刑事が2人やってきた。彼らは、別れて以来会っていないかつての不倫相手である木島浩平の妻・祐美子が殺害された事件を調べているのだという。疑われていると知った薔子はいてもたってもいられず、自ら事件を追うことを決める。
かなりの時を経て続編が出たとのことで、再読。前に読んだのは5年以上前なので、全く覚えていなかった。刑事2人が現れて軽く事情をきいていった程度で、どうして自ら事件に関わろうとするのかはやっぱり少し無理があると思うし、最後の○○=○○というのは、そこまで顔を出して会話して気づかないのはあり得ないと思う(保安士という職につくような観察眼のある人ならなおさら)。いろいろ突っ込みどころはあるけれど、不倫から始まったとはいえ今は障害がなくなった薔子と木島の関係も気になるし、次作は評価が良さそうなので楽しみ。しかし、テレカやポケベルが出てくるのは時代だなぁ・・・。
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初、渡辺容子。読友さんのpapakoさんの感想・レビューから知った作家さん。父は高級官僚で兄2人共外務省勤務、主人公八木薔子も名門女子大卒で国家公務員試験の上級職に合格後、証券会社に女性総合職として入社しエリートコースを歩みながら、長年の上司との不倫を妻に勤め先で暴露され、全てを失い保安士として人生のやり直しを始めた。ところが、その妻が刺殺され事件の嫌疑として、取調べを受ける事になる。嫌疑の無実をあかすため真相調べ始めるが…。八木の保安士としての仕事内容情景・調査で広がる展開に無理が無く謎解きも傑作。
上司の妻が刺殺されたマンションから、近くのコンビニチェーン「ディン・ドン」・そのスーパーバイザーと主人公の勤務するスーパーの保安士、業界の緻密な取材が詳しく作品に、生かされている。17年も前の作品とは思えなかった。その翌年にはテレビドラマ化され八木薔子役 - 天海祐希さん、納得。
作品タイトル、『左手に告げるなかれ』、刺殺された妻のダイイングメッセージ、「みぎ手」という血文字・ボランティア活動先で知る聖書の教えと結びつかせ見事でうまい。第42回江戸川乱歩賞受賞作品。
《八木薔子シリーズ》『左手に告げるなかれ』(1996年9月 講談社 / 1999年7月 講談社文庫)・『エグゼクティブ・プロテクション』(2011年6月 講談社)・『ターニング・ポイント―ボディーガード八木薔子』(2012年5月 講談社文庫)☆注意☆『ターニング・ポイント―ボディーガード八木薔子』が短編で『左手に告げるなかれ』の続編となる。
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図書館にて借りました。
実はこの本は「発言小町」と云うサイトで、投稿者さんへのアドバイスとして紹介されていて知りました。
「結婚するなら仕事を辞めて自営業を手伝わなければならない?」
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2013/0925/619797.htm?g=04
コンビニも舞台のひとつとして登場し、重要な役割をするので上記の相談内容と共に興味深く読みました。
今でこそ24時間営業のスーパーは当たり前ですが、当時は何かと規制がありまだありませんでした。
その辺りの状況が重要なヒントにもなるので、面白かったです。
「左手に告げるなかれ」
ボランティアの意味を深く考えさせられた作品。
自分自身にも戒めとしたい。
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図書館で借りた。かつて証券会社で勤務してた時に上司と不倫をし上司の嫁にバレ、退職と嫁に慰謝料を払い2人の関係も終わった主人公の八木。時は経ち、今は万引き犯を補導する仕事をし、ベテランの域に入った八木だがかつての上司の嫁が殺される事件が起き警察から尋問を受ける事になり…久々に秀逸なミステリーを読んで満足できた。犯人分らなかったわ。
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ダメだ!ついていけなかった。
2015.7.22
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まれに女性作家さんにありがちな 実況中継レポのような、
いちいち入る状況の比喩表現がどうも生理的にダメだ・・・
読者に説明文で念を推す あの感じ。
内容が良かっただけに残念でした。
金髪デビットの作っていた『ジャガイモを敷き詰めたハンバーグ』その日の夕飯にやってみた。すごく美味だった。
これは感謝したい。
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万引き防止に活躍する女性保安士の八木
かつての不倫相手の妻が殺され嫌疑をかけられた八木は
容疑を晴らすために事件解明へと立ち上がる。
かなり前の本なので時代の流れを感じるところは
多々ありますが、読みやすかったです。
保安士の仕事、コンビニの内幕などは興味深く
上司との関係や探偵とのやりとりなど
楽しめましたが、後半からやや失速してしまい
残念でした。
左手に告げるなかれ・・・なるほど。
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古かった。
懐かしいような気持ちで読めた。
しかしびっくりするほど木島が魅力なく、
主人公の男見る目なさすぎじゃ…
主人公がハードボイルドと見せかけてかなり
情緒不安定だし。
コンビニの女店主、汚いし。
主人公仕事しないの、甘く見過ぎだし。
コンビニ黎明期のバタバタは面白いが
ドイツの洗剤すごすぎだし。つか魚死ぬでしょ…
付添婦って、すごい職業だな…
警察無能すぎない。
コンプラもSNSもない時代、
みんな協力的でのどか…
なぜ、三木は三木の格好で夜中主人公の家に
行ったのかな⁇
殺すなら別の変装のが良いのじゃ⁇
そこで殺してたら、吾妻に罪なすりつけれなくない⁇このエピ、意味不明