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つるつるしわしわ としをとるおはなし みんなのレビュー
- バベット・コール (さく), かねはら みずひと (やく)
- 税込価格:1,602円(14pt)
- 出版社:ほるぷ出版
- 発行年月:1996.11
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絵本
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紙の本
言葉はぶっきらぼうだけど
2017/10/29 18:53
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投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人はやがて死を迎える生き物。おじいさんおばあさんにも、小さい頃はあって、いろいろな経験をして大きくなって、子孫が増えていく。単純な繰り返しに思えるけど、命をつなぐ大事さ大切さが詰まってます。
紙の本
ふしぎなユーモアセンスあふれる本
2002/07/12 11:21
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投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
おじいちゃんも おばあちゃんも
どうして そんなに
つるつるで しわしわなの
という孫たちの問いかけに、おじいちゃんとおばあちゃんは語って聞かせます。
赤ん坊のときもつるつるでしわしわだったこと、どんどん成長していろいろやったこと、はらはらどきどきの波乱万丈の人生だったこと。
シチュエーションからすると、孫の問いかけに祖父母がまじめに語る話のように思いますが、そうではありません。
ユーモアたっぷりというか、ちょっと妙な雰囲気をかもしだしています。
イラストも、学校の屋根を恐竜がばくばく食べていたり、これまた妙な感じ。
表紙も、あまりかわいくはないにわとり(それも毛をむしられてる?)が山のように並んでいるし。
とても、ふしぎな感覚の絵本です。
紙の本
人生は、へんで愉快でパワフルで哀しくてしあわせだ!
2001/01/12 11:14
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投稿者:長崎夏海 - この投稿者のレビュー一覧を見る
つるつるしわしわの1才から、つるつるしわしわの80才になるまでを描いた絵本。といっても、昔を思い出してしみじみなんて話じゃない。「年をとっても、はらはらどきどきはやめられない」というこの老夫婦、なにしろぶっとんでて、お年寄り=枯れてるというイメージをぶっちぎってくれている。
本をひらくと、老夫婦と孫の絵。洗練された線で描かれた子どもの顔はかなり不気味。そこにつけられた言葉は、「おじいちゃんもおばあちゃんもどうしてそんなにつるつるでしわしわなの」。丸っぽい字体の、丸っこい言葉と不気味な絵がらのバランスが、これはなんだかへんな本だぞと予感させる。
さて、予感は的中。学校はかいじゅうがバクバクかじってるし、生まれた子どもは火の輪くぐりをしているし・・・。おじいちゃんはナイル川でワニあいてのレスラーになっちゃうし。
「へんすぎる」と笑っちゃうけれど、反面妙に納得しちゃう。たとえば「はしったりとんだりするようになってねえ」という言葉がついた絵は、赤ちゃんがへびの上で片足立ちしているのだけど、そういえば、走ったり跳んだりするようになるって、「こんなにすごいことだよねー」っと思えちゃう。そんなふうに、その時の気持ちや気分を含めた絵なのだ。
くすくす笑いながらページをめくりながら、「人生」を感じさせてしまうのだから、ほんとに、この作者、ただものではない。
ラストは、「死んだらリサイクルにでもまわしてくれ。タコにでもミミズにでも玉葱のつけものにでも・・・となって、一番最後の言葉でホロリ。人生って、へんで愉快でパワフルで哀しくて、しあわせだ!
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