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7つの習慣 成功には原則があった! みんなのレビュー
- スティーブン・R・コヴィー (著), ジェームス・スキナー (訳), 川西 茂 (訳)
- 税込価格:2,136円(19pt)
- 出版社:キング・ベアー出版
- 発行年月:1996.12
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紙の本
☆7つの習慣☆
2024/04/27 23:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
【第一の習慣:主体的である】
自分がどういう態度を示し行動するかは、自らで決めることができる。
問題解決に向け、率先して行う。
自分が動かされるのではなく、自分が周りの環境に作用を及ぼす。
自分がコントロールできる事柄に集中する。
より良いものを持つのではなく、自分がより良くなる。
失敗したときに、自分の間違いを認め、修正をはかる。
【第二の習慣:終わりを思い描くことから始める】
最も基本的なことは、人生の最後のイメージ、光景、パラダイムを持って今日を始めることである。
ミッション・ステートメント(個人的な憲法や信条)を作る。
【第三の習慣:最優先事項を優先する】
自由意志を発揮し、毎日の瞬間瞬間において実行する。
価値観に調和した生活を送るために、効果的な自己管理を行う。
重要でない活動に対して「ノー」と言う。
【第四の習慣:Win-Winを考える】
互いにWin-Winとなる合意を形成できないなら、お互いのために「合意をしないという合意」をすることも必要である。
「人格」「関係」「合意」「システム」「プロセス」は、Win-Winの原則を支える5つの柱である。
【第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される】
まず相手を理解するように努め、その後で、自分を理解してもらうようにする。
感情移入を行い、人の話を深く傾聴する。
一対一の時間を設け、コミュニケーションを図る。
自分と他人との相違点を尊ぶ。
【第六の習慣:シナジーを創り出す】
相乗効果とは、全体の合計が各部分の和よりも大きくなるということである。
自分と他人との意見に相違が生じた時は、自分の意見を通すのでなく、他人の意見に折れるのでもなく、第三案を探し出す。
【第七の習慣:刃を研ぐ】
人の持つ4つの資源(肉体、精神、知性、社会・情緒)を維持、再新再生する。
紙の本
有名本
2020/06/21 11:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の2章は、前提の話である。ここでは、大きく3つの点が示されている。パラダイムの重要性、個性主義から人格主義への転換、P/PCバランスである。パラダイムについては地下鉄で子供の傍若無人な振舞いに対する苛立ちが、母を失った悲しみによるものだという原因を知ることでなくなったエピソードがわかりやすい。また黄金の卵という結果を得ることに終始しては、その素を失ってしまうかもしれないが、結果を得なくては意味がないためにバランスが必要とのことである。
主体性については、ニーチェの考えに近いように思う。どのような結果も自身の選択によるものであり、外部に責任を求めない態度が重要なのだろう。せねばならないという考えを捨て、自身の選択によって物事を決し、こうでなければならないのではなく、その方が良いという発想を持つ。そして待つのではなく自分がなるという意識で、自身の影響の及ぼせる範囲で選択して影響を与えるというものだ。
目的を持って始めることについては、何を中心にしても不都合があるようで、原則を中心にせよとのことであるが、少し抽象的ではないか。そういった抽象的な原則というものを中心に据えなければならないということなのだろうが。ミッションステートメントという原則を個人なら個人で、組織なら組織メンバー全員で作成することがここを攻略する一歩だそうだ。
重要事項を優先することは、緊急性と重要性という2つの軸において、緊急ではないが重要であることに注力することだ。緊急かつ重要であることは全ての人が行うのは当然だが、緊急であるものの重要とはいえない事項に振り回されてしまう人が多いということだろう。ショッピングセンターのマネージャーには店子との人間関係構築がこの領域にありながら、雑務に追われてしまうという例がわかりやすい。芝生の緑と清潔を保つデレゲーションのエピソードはわかりやすい。これは相互依存の前出しだが、自身で考えて行動を起こしてもらうためにどうすればよいかという点の一つの参考になろう。
相互依存のためには、信頼残高が必要だ。相手を理解し、小さな気遣いをし、約束を守り、二面性を排し、謝罪をする。
そして第一歩はwin-winだ。ゼロサムで考えるのではなく、全員が利益獲得できると考える豊かさマインドを身につける。システムとして、個人の業績だけでなくチーム全体の業績で評価をすれば、チーム全体を考えるようになる。
理解してから理解される。自身の自叙伝を押し付けるのではなく、相手に感情移入して相手を理解することで相手の問題を解決でき、相互の信頼感が高まる。オウム返しが第一歩であり、自身の言葉に置き換えたり、相手の感情を読み取ったりすれば、なお効果的のようだ。
相乗効果を発揮すると素晴らしい結果を生む。違う案を一蹴せず、互いの案の良いところを探りながら第三案を考える。動物学校の例のように、それぞれに得意分野があるのだから、むやみに平均的にならなくても良いのである。
刃を研ぐことは緊急性はないが重要であるという本書の第二領域とされることだ。木こりが木を切るのに、ぼろぼろの刃では上手に切れないため、そういったことをする必要もあるだろう。人間は肉体、精神、知性、社会性の4つで成り立っている。有酸素運動や柔軟、筋トレで肉体を強化し、瞑想などによって精神を整え、テレビに浸りすぎない生活をする。成績の優劣を誤ったプログラミングで把握していた教師の事例にあるように、レッテルで人は変わってしまう。