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紙の本
カプリ島って、幻想的ですよね
2019/01/28 16:59
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
モラヴィアの作品を読むのは久しぶりだ。彼の作品によく登場するカプリ島は、彼の作品の男と女の関係をいつも幻想的にしていく。この作品でも主人公はシナリオを描くために妻とカプリ島へ赴くのだが、そこには拗れた二人の関係を何とか修復したいという彼の願望もあった。二人の関係は終盤になって修復できたかのように思えたのだが、それはカプリ島マジックに主人公がかかってしまっていただけで、彼女は永遠に彼のもとを去ることになる。「あなたのことを好きではなくなった。なぜなら、あなたは軽蔑すべき人だから」と彼のように言われてしまえば、一生立ち直れないだろう。彼が妻に逃げられてしまった訳を私もじっくりと考えてみたい
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