紙の本
くまの寂しさとクララの温かさが、じんわりと心にしみます。
2005/03/19 13:48
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投稿者:たんなる読書ノート - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ふるびたくま」から読みました。
どちらもくまの寂しさがいっぱいで、しっとりとした読後感でした。
くまの寂しさをクララはしっかり受け止めて、いっぱいの愛情で包んであげているようです。
そんなクララに答えるかのように、くまは心の穴を見つめながら生きていくことができるようになった…ように思えます。
「海辺のくま」では、とうさんを探すくま。
探している間にたくさんの出会いがあり、たんさんの事を教わります。
くまの寂しい心と楽しい心とが、どっちもじんわりしみてくるような絵本でした。
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海辺にすむくまが、おとうさんを探していくお話。お友達のクララと一緒に探すんだけど、おとうさんは現れない。「うちっていうのは自分でみつけなきゃいけない場合もあるんだ。だいじなのは、きみがまもられていて、きにかけられ、愛されてるっていうことさ」とやどかりに言われ、くまは納得する。おとうさんはクララのベッドの中にあるってことを知るのだ。
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ぬいぐるみのくまをモデルにしたお話
クララとくまは大の仲良しです、だけど 夜になるとくまはお父さんに逢いたくてお父さんを探しに出かけます。海の生き物が相談にのりますが、どこにもお父さんはみつかりません。
目に見えるものがすべての世の中にある 目にみえないものの大切さ
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淡い色合いの奇麗な、そして、くまがとことんかわいい絵本。
でも、テーマは結構切なくて、ビレッジバンガードで立ち読みしながらしんみりしてしまった(笑)
くまがおとうさんという存在を表現する言葉が、とても、とても素敵です。
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クララと暮らすお父さんのいないクマ。とうさんに会いたくて、クマはとうさんを探します。そして出会ったヤドカリにたずねました。
「誰がぼくを抱きしめてくれるの? 愛してくれるの? いろいろなこと教えてくれたり、説明してくれるの? 誰が一番親友でいてくれるの? ぼくの家はどこなの?」
すると、ヤドカリは教えてくれました。
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みなしごのくまはクララと海辺に暮らしていましたが、恋しいお父さんをさがしにいくことにします。
図書館のお話会で出会った一冊。ちょっと「うまい話」すぎるかなと思うのですが、子どもにはすっと届いたようです。イヤイヤ期でパパ大嫌いなはずの息子が、この絵本を読んで、泣きそうになっていました。お父さんに会いたい、という、くまの切実な思いに胸打たれたようでした。
ただ、文章が翻訳調で、なにしろ読み聞かせづらいです。適当に表現を変えて読んでいます。
(2歳4ヶ月)
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そんなにそんなにすてきなひとには、まだ会ったことがないわ
だから自分で、見つけにいかなくちゃいけない
だけどその幸せは、絶対にその形でなくてはならないなんてこと、ないんだよ
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クララと共に海辺で暮らすくまは、とうさんがほしい。
『こいしくなれば、心に穴があいて/すうすうします。』
とうさんのかしこさやすてきさを持ったやどかり。
作:クレイ・カーミッシェル、訳:江國香織
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少女クララと暮らすくま、父さんを欲しがって、手紙を海に流したり、海や生き物たちに尋ねたり…父さんのイメージと欠落感だけがいやにはっきりしているのが、切ないほどいじらしいですね。
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可愛い。子どもが理解してないのは分かりつつも、自分が読みたくて読み聞かせてしまう。温かい気持ちになる絵本。