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紙の本
恐れず、前進するための育児書
2003/01/08 13:47
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投稿者:MONTIEMONTIE - この投稿者のレビュー一覧を見る
大まかな数字で言うと、ダウン症の赤ちゃんは1000人に1人の割合で生まれるといいます。ダウン症は決して珍しくはなく、この社会の中ではかなり身近な存在と言えると思います。
けれど出生率の割には、ダウン症は社会的に認知されているとはいえません。
出産後医師から <あなたのお子さんはダウン症です>と告げられた時、
≪どうして私だけ≫ ≪これからどうやって育てて行けばよいのか≫ と嘆きつつも、何とか前進しようとする両親に、ダウン症に関する正しい、詳しい説明をしてくれる医師はまだ少ないのです。医師ですら、間違った情報をもたらす事もあるほどなのです。
一方、合併症、発達の遅れなど心配なことは山ほどあります。
すこしでも知識を、と私はインターネットでダウン症に関する本を探し求めましたが、中でもこの本にはいろいろとお世話になっています。
本書は、患者さんからのファックスによる様々な質問に著者が答えるという形式です。
実生活の中でダウン症児の親が、その都度疑問に思ったこと 不安に思うことを質問しており、 ≪そうそう、私も気になっていた≫ と思うような質問が多く掲載されています。
研究書や資料の羅列だけでは、実際の生活に役立てるのは難しいものです。
その点からすると本書は、普段から手元において役に立つ参考書と言ってよいと思います。
全国各地から寄せられたという166もの質問と答えを読むたびに、あんなことがあっても、こんなことが起こっても、一つ一つその問題にがんばって対処していこうと思えるのです。
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