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小説を読む際には情景を想像しながら読むのが常ですが、
森博嗣さんの作品は中々想像が追いつかないことが多いです。
描写が細かすぎるからかもしれません笑
今回は結末が予想外でした。やられた!って感じですかね。
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「名前」がキーワードになる作品。
本作に登場する有里幻匠は天才というか職人やね。
作品自体が結構、好きなので☆4つ。
殺人の手法はこれといって目新しい感じではないかもしれないけど
マジックという言葉に気をとられすぎて、気づかなかったです。
犀川先生の名言は相変わらず光ってます。
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長編小説。S&Mシリーズ第6巻。この巻は奇数の章のみだが、物語は普通に読める。ちなみに偶数の章は、同時進行で起きているということで、次の巻にまとめられている。登場するマジシャンの生きざまが戦慄を覚えるほどかっこ良く、徹底していることが印象的。目的をもつことの崇高さがエネルギーになっているのがしみじみ伝わる凄いプロフィールがラストで明かされる。萌絵、そして犀川先生の2段階方式の解説がさらにトリック的。
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物の名前の意味…
名詞の概念は人間だけ…
それを守る為に命まで犠牲にした、マジシャンか…
推理小説でも、どこか哲学的でした。
でも、個人的にはシリーズの中では一番好きじゃない。
読むのに時間かかっちゃった。
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表現が無駄に婉曲的で気持ち悪い部分があって読者にわざと理解しにくくさせようとしているかのように感じられた。
自分に理解力がないだけ…ではないと信じたい。
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S&Mシリーズ6作目。
最終章の種明かしを読むまで犯人もトリックも分からなかった。だけど、動機も含めて、今回が一番納得・理解できたかも。特に、萌絵の説を犀川先生が付け加えるところで、一気に違和感が消えた。さっすが犀川先生。
今作は奇数章のみ。同時系列で次作に偶数章が展開されるとのこと。これは次作を読まずにいられない、、、、。
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いつの間にか先生と萌絵ちゃんが婚約していてびっくり!
やっぱ、飛ばして読んじゃダメだな。。
天才マジシャン・有里匠幻。
密室の箱からの脱出ショーの最中に死体となって現れる。
さらに、遺体が納められていた棺の中からも姿を消してしまう。
いやー、まさかまさかの展開でした。
最後の最後での犀川先生の指摘の余韻が良かった。
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期待していたより、あんまり盛り上がらなかった…。
どんでん返しと云うかネタにはほぉーとなったけど、驚愕ではなかった。
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夏のレプリカと同時進行で読破。マジシャンを扱った事件なのでトリックも奇抜なもの、かと思いきや、常人には予測しにくい犯人の目的がとても印象的で、タイトルの死の使途という部分に合点が行く物語。後に別のシリーズで活躍するあのキャラクタが登場し、先にそっちを読んでいた僕としてはびっくり。
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インターネットにアクセス出来る携帯電話も、ネットのおしゃべりも、ジャイロで踊るロボットも全部実現してるんやもんなあ。
人間と科学の闘いはむしろここから
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何故か読み進めるのに時間がかかった…。
不可解な事件の関係者に手品師が多くいることがミソ。なるほど、そういうトリックもありか!
本筋とは関係ないが、インターネット上の情報に関しての予想が、まさしく今、その通りであることがすごい。
15年前に書かれたとは思えないほど、的中している…
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トリックはびっくりするくらい単純で、単純すぎると分からなくなるんだなーと。
萌絵と犀川先生のやりとりも面白い。
なんだかんだと犀川先生って、萌絵の事想ってるのねーと思った
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犯人は分かりませんでした。やっぱりという感じもしますが、、
動機がしっくり来なくても、そんなに問題じゃないと犀川先生も言ってますね。
今回はマジシャンでしたが、これまでも登場人物が陶芸家やミュージシャンといった芸術家(アーティスト)の場合、殺人の動機が、思想・哲学・感性によって、常人の理解を越えている。そんなパターンです。
読みやすいのは嬉しいですが。
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S&Mシリーズの第6作目。
『封印再度』がかなり面白かったけれど、こちらもすごく好み。殺人のトリックは驚くほどシンプルだったけれど、意外と気づかないのは、やっぱりマジシャンたちがたくさん登場していたから?まんまと綺麗に騙された。
萌絵の得意気でこれみよがしな解説にはイラッとさせられたものの、抜け落ちた真相を語る犀川の鮮やかさが逆にひきたったので、良しとしよう。
生きてきた時間と人生の全てをかけた、偉大なるマジシャンの、「最期」の壮絶なマジックに涙がこぼれそうになった。
この作品で一番印象深いのはやはり、犀川が持つ意外な面を見られたこと。
「犀川、新車を買う」「犀川が名前を叫ぶ」以上の2本でお送りします(笑)
何を考えているのかとても理解しがたい人だけれど、回を重ねるごとに、少しずつ人間味が増しているように思う。そこにこのシリーズの面白さと魅力を感じる。
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大元になる設定が,マジックとは言えない気がするが,それでも推理に至るあれこれがユニークだ.相変わらず犀川先生のぶれない思考が小気味いい.