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良い本で、良い人生を『読書案内』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2014/09/post-3573.html
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1940年に書かれたサマセット・モームによる世界文学案内。イギリス文学・ヨーロッパ文学・アメリカ文学において紹介しており、どこから読んだら良いかをガイダンスしてくれています。「読書は楽しめるものであること」を信条としており、「退屈なところはとばしていい」「あなたが面白いと感じなければもちろん読むのをやめれば良い」など、まるで目の前でモームが語っているかのようにクスっと笑いながら読めました。
「読書が好きなわりに古典文学など読むに至っていない本がたくさんあるな」と思い手に取った本書でしたが、「楽しむ」という初心にかえることを思い出させてくれた本です。訳者による付録・あとがきと、解説も含めベストセラー論についてなど面白く読めました。
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ウィリアム・サマセット・モームさんが1940年に出版したエッセー。
当時でもいわゆる古典と言われる文学作品を含めて地域別に作家と作品を紹介している。イギリス文学、ヨーロッパ文学、アメリカ文学の3つ。
コンパクトで読みやすい読書案内となっている。ここに紹介されている作品は、読んでおきたいと思う。本書に登場する作品は、現在でも名のしれている作品がほとんどである。ロングセラーであり名作である証であろう。
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読書は楽しむためのものである。最良の批評家は自分自身である。もちろん、この読書案内も当てはまる。そんな風に書いてしまうモームの率直さがとても好きだ。スウィフトは夏目漱石も薦めていて、作家が認める優れた作家なのかなと感じた。
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原著は1940年発刊。解説を含む3つの付属文書がつく。アメリカですら新しい国であった時代の欧米文学の読書案内。しかし、色はあせていない。モームの歯に衣を着せない物言いに沿って、再読したい気持ちに駆られる。
味読こそ読書。であることを再確認した。
筆致は軽く、案内として読みやすい。
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読書は知的楽しみのためであるどし、西洋文学の名作を軽妙に紹介している。はしがきの読書論、イギリス文学の章の「読書の楽しみ」など頷くことが多い。
やはり読むのは楽しくなくては。
そしてこの本自体が楽しい。私もこう本を案内できればと思う。