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よけいに貞子がだいっすきになった。
生きたいとか増えたいとか
彼女、というよりこの怪奇に
まっすぐな本能を感じる。
とちゅう 展開が 痴人の愛みたいになって
そこの数ページがとてもすき☆
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突っ込みどころはあるのかもしれませんが、理論的で納得させられる話でした。
貞子のうしろで糸を引いている黒幕である人物はかなり魅力的です。
リングで築いてきた世界観を完全に破壊しつつそれ以上の世界を作り上げているといった感じです。
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怨念とウイルスが融合することによって、一本のビデオが発生した。
そのビデオは、見た者の視覚を通じて体内に感染し、一週間後に心筋梗塞を起こすウイルスであった。
いわばビデオがウイルスにとってはホストである。
最初はビデオがホストであったウイルスは、突然変異によって、本、映画、などのメディアをもホストとしていく。
なかなか斬新な発想だなw
現在の世界の状況に照らし合わせたら、豚インフルエンザに感染した患者が書いたブログをインターネット経由で見た人が、視覚を通じて豚インフルエンザに感染するようなものか、そんなバナナ。と言いたいところだが、これを論理的に考えてみよう。どうすればウイルスは、ネットを媒介として増殖できるようになるだろうか?
あれ、これに似たようなのなかったっけ・・・あるではないかすでに、コンピューターウイルスという奴が!
コンピューターウイルスの定義とは、「他のプログラムに寄生して自分自身の複製をつくることのできるコンピュータプログラム」である。
要は、人に感染しない、PC端末とそのネットワーク上でしか生きられない、という障害があるとする。
いつの日か、病原体ウイルスとPCウイルスが合体する日が来るだろうかww
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リングの続編ということで、ホラーと見られがちな作品ですが、
純粋なホラーではなくサイエンスがメインになっている作品です。
貞子は相変わらず出てきますが、
内容はとても科学的。幽霊的なホラーではなくなっています。
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図書館で借りた本
今回も貞子が恐ろしかった。
ありえない感じがマトリックスぽかったので、ひょっとして仮想空間?と思えてしまった。
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筆者:鈴木光司 角川書店 1995年8月出版
「リング」から続く、ホラーではなく科学サスペンスの視点から描いた異色の続編です。リングの本を見たならば、「らせん」も見なければ。という気持ちになるはずです。らせんはとてもおもしろいです。映画はSFサスペンスって感じであまり、ホラーって感じはありませんので、映画はあまりおすすめしませんが、小説はとてもおもしろかったです。映画じゃ言えてないシーンなどがありますのでとても楽しめます。リング好きな人なら見てほしい作品です。貞子についても熱く語られているので、とてもわかりやすいです。日本のホラーは最高です。
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前作『リング』とは異なりSF色が強くなったが、その分ストーリーに現実味が増し恐ろしさを加速させている。
本作により貞子の真の能力と目的とが明らかになったが、これから貞子はどうするのか、貞子によって世界がどうなるかは続編『ループ』に引き継がれる。
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「リング」シリーズ第二弾。
ホラーから医学系ミステリィへ。
怖さはなくなったけど、謎ときの要素はそのまま。
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リングのすぐ後に読んだので、話の展開が分かりやすくてよかったです。
個人的にはらせんの方が好きです。
リングはどこか非現実的な部分があったのに対して、らせんは医学的に責めてきている視点が新しかったです。
ジャンルが途中でがらりと変わった印象を持ちました。
そしてまさか高山がらせんでもあんなに重要な役割を果たしているとは…。
彼こそ予想外でした。
ここまで来たらループも読むつもりですw
今後の展開を予想しつつ読んでみようと思います。
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ホラーとしましたが実際にはSFミステリーに近いイメージ。
『リング』で恐怖のドン底にたたき落とされ次はどんな恐怖がと思いページをめくると意外な結末が待っている。
人の恐怖は未知のものに対して発生する。
幽霊という存在があったとして、なぜそれが起こるか不明なので恐ろしい。
幽霊とは...人間の脳が過去の恐怖の記憶を複数重ね合わせちょっとしたニューロンの暴走であたかも現実世界にそれがいるように感じさせる一種のバグみたいなもの。
と論理的に解決されてしまっていたら、だれも怖がらない。
もしくは実際に幽霊はいるのです!理由は...と存在が理論的に示されてしまったら幽霊も強盗もライオンも出会ったら恐ろしいというだけのものに格下げされてしまう。
『リング』で得た恐怖が『らせん』を読む事によってちょっとトーンダウンした私です。
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やられました!恐るべし、ホラー作家!!
リングで調子に乗って、「怖くないよ~サスペンスサスペンス♪」と調子付いた読者をバッチリ驚かせてくれました。
話の内容はリングのホラーサスペンスとは打って変わった、遺伝子学者の話。
貞子の呪いに科学のメスを入れます。
リングで出てきた伏線をうまく使って、貞子の呪いを遺伝子学的に解明していきます。
話の内容が結構難しく(文系にはね)、高校のとき八木ちゃんの生物を真剣に聞いていなかった人にはちょっと近寄りがたい内容かもしれません。
その難関もクリアして、「うは~これおもしれ~」とマッハ読みしていた自分は、まんまと著者の仕掛けた罠にはまって、夜クリピーにトイレについてきてもらうほど驚かされました。
・・・だって貞子が現実に出てくるんだもん・・・リングで出なかったからって油断してたよ・・・
ここで心臓が止まるほど驚かされた自分は、早く結末を見るためループに急ぐのでした。
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リングの続きだけどリングよりはホラーっぽくなくて、読み終わってもホラー読んだって感じにならない。
あんまり怖くもない。
謎が少しずつ解けていって見える竜司の頭脳と貞子の力。
次はループだ!
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映画で『リング』、『螺旋』は見ていたが、『ループ』があまりにも面白かったため、後追いで原作を読む。
映画のストーリーを知っている人はそのままだが、ホラー作品と見れば、映画の方が臨場感があっていいかもしれない。
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2007年9月17日読了。
監察医の安藤が主役なのかと思いきや、このどんでん返し。やはりこの男が絡んでいたのか。「リング」の主役、浅川の身におきたその後のことがここで解明。そして山村貞子は生きていた。いや生まれ変わっていた。
最初は、ちっともホラーじゃないし、医学的な知識はないので、まず良く出来たミステリーだと思った。だが事件の真相を知って、偶然知り合った女性が貞子だったことに気付いた安藤にしてみれば、やはりこのあたりは結構ホラー。その後の進化したビデオテープの件、あのあたりはちょっと出来過ぎな感もるけど。
「リング」出版の後映画化、そして進化した貞子が増え続けていくのかとリアルに想像してみたら、やっぱりそこもホラー。
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フィクションの「怨念」や「呪い」は不可解で万能なものだと納得していたし、それでいいんじゃないかとも思うんだけれど、医学的生物学的に山村貞子の念を追っていくこの物語もこれはこれで好き。
で、映画のリングはどうしてあんなことになっちゃったの。