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★読む目的
エコについて学ぶ!
★読書レベル
シントピカル読書
★メインブランチ
『はじめとおわりに』 『ポエマ』 『農園→森』 『技術と基金』
★INPUT
・アマゾンの生態系は宝の山。天然繊維、天然オイル、天然染料など車部品に使用可
・プラスチックの処理問題は、燃やせばダイオキシンが発生する。燃やさずそのまま
埋めるとすぐに一杯になる。サイザル麻はグラスファイバーより20%コスト安く、軽量
でリサイクル可能で、なおかつ安全
・ココナッツを割って外皮むいて、中の繊維と種に分ける。今まで繊維は捨てられていた
けど、今では貴重な収入源。貯水池に1ヶ月浸し、撹拌機で繊維をほぐす。2回撹拌機
にかけ、ほぐして自動車部品へと加工。たとえばヘッドレス部品
・車の重量にして15%を占めるプラスチック部分のほとんどを天然素材に転換。内装材
の90%は天然素材。車のドアの内張りに合成樹脂の補強材としても使用される
・ヘッドレスは手作りで、5人で一日100個。月産2500個。メルセデスは一個350円で
引き取る
★ウガンダの感想
畑にベンツを植えると、何台ものベンツが増えるというわけではありません。内装材の
9割は天然素材で、アマゾン産のココナッツ繊維など、畑で取れたものが使用されてます!
★一言で言うなら
『ポエマ計画すごい!』
★OUTPUT
・ポエマとはポルトガル語で『貧困と環境』。ポエマ計画は村人と対等に取引し、軽くて
丈夫でリサイクル可能な車を作る。アマゾンの農村は職をゲットし、持続可能な開発
ができるようにすること
・ポエマ計画の基本理解。農村の生活を変えず、そのままできるようにすること。
森林再生し、なおかつ自給率・所得アップ
・ポエマ計画の成功の秘訣理解。村人主体で自ら組織化。環境や生活の向上を図る
明確な哲学を持っている
・ポエマ計画の成功理由。環境と貧困2つの問題を解決することを、テーマにしてるから
・ポエマの哲学理解。単なる供給者で終わらない。高付加価値・創意工夫付けて積極
的に植える
★BookCrossingしたい度
『★★★☆☆』
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自動車のあり方を示している, 2004/8/7
工業製品の塊である自動車の部品に畑で採れる天然材料が使用
されている。
最近、自動車との環境のかかわりは燃料電池やハイブリットという
ハイテクとの関わりが中心に語られているが、
自動車部品を天然素材で用いて環境問題を解決するというのは面白い
アプローチだと思う
また、この素材を作っているアマゾンの村との関わりに触れているが、
互いにWin-Winの関係になっているのがいいと思う
今後の工業社会のあり方を考えるうえで参考になる本だと思う
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図書館で借りて読んだ。
アフリカでの活躍で感動した緑の戦士がアマゾンでは悪く働いていたのはショックだった。
現地の人が使える技術レベルでの支援が大事だと思った。
人によりバランスのとられたジャングルに古代人の知恵のすごさを知った。
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普段は読書=小説で、それ以外ほっとんど読まない。
読んでもrequired readings。
でもこの本はちょっと読んでみた。
物語調でさらさら読めるし、面白かったです。
ふむふむって感じ。