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建築家、宮脇檀の晩年の食べ物日記。
根津りえさんとの生活の中から毎日食べたもの、建築という仕事について、大学の研究室について…。後半は、舌ガンとの闘病記になるのだが、宮脇さんを知っている人にとっては、涙なくして読めない本です。
しかしながら、この本を読むと、生きることの素晴らしさ、豊かさ。こういったことが感じられます。
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尊敬する建築家、宮脇 檀(ミヤワキマユミ)さん。生活を楽しむ事や美味しいものを食べることに貪欲で、宮脇さんの文章も、根津さんの絵もとっても軽快。こんな素敵な大人になりたい。
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こんな大人になれたら楽しいだろうと心底思える、そんな大人の宮脇檀さん。最後の方に、宮脇さんがガンを発見する。だが、この本は建築でないのと同じように、彼の闘病日記ではなく、あくまで彼の食べることへの想いがつまった本なのだ。最初から最後まで食べることばかりの一冊。これを読むと、いかに彼が周りの人に慕われていたか分かる。こういう楽しい大人になってやろうじゃないですか。
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建築家の故宮脇檀氏の、文字通り「最後の昼餐」をまとめたエッセイ。
こんなに優雅な建築家って本当にごくごく少数だよなあ、と思いつつ、さらりとした文章とイラストで読ませる、幸せな気持ちになれる本でした。
手元に置いて、ふとしたときに手にとって読みたい一冊です。
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本にちりばめられたイラストが大好きなのでデザインのカテゴリーに入れましたが、エッセイとして素晴らしかったです。電車の中で読んでいたのに泣いてしまいました。
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人生をとことん味わうべく、何事にも努力を惜しまない人。
仕事はもちろん、料理に人付き合いに旅行に庭仕事まで!
それだけに、癌の宣告からは読み進めるうちに目に涙が滲む…
それにしても、これだけ趣向の凝らしたレパートリーをカラフルなスケッチとともに見せつけられ続けたら、無性に料理がしたくなる!へたくそでも!
あと庭作り。影響受けまくり。
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料理をし、男手一つで娘さんたちを育てあげ、生活者として家を設計し。。。
最期に「ワインをもう一杯」と言って亡くなった、と聞いていますが。
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数々の素晴らしい住宅を設計された宮脇さんは
多くのエッセーを出版されている中で、
この本が多分、最後に書かれた本ではないかな
長く男やもめだった宮脇さんが
恋人と一緒に暮らすマンションを快適に改装して
得意の料理を作って、恋人がその料理の絵を描いて
色々なことをつらつらと書き連ねているエッセー
絵も素敵だし、文章もおもしろいし、大好きな本
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最初に読んだ頃は、このライフスタイルに憧れて、記憶するほど読み込んだ。
今読み返してみると、がんの闘病記として見てしまう自分がいる。癌が見つかる日からさかのぼって、この時期から喉の調子がおかしかったのか、とか、きちんとした大学病院で何度も検査してるのにそこまで症状が進まないと見つからないものなのか、とか。本人は「この日記は癌闘病記ではないのだから、その部分にはあまり触れない。」と書いているが、自分ががん患者になったときにはこういうものも読みたいと思う。
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本を読み始めると一時は没頭するものの、しばらくすると他の本も気になり出し、読み終わらないままに次の本にも手を出してしまう悪い癖のある私が、久々に一気に読み終わりました
イラストも多かったせいか?
不味いものを食べて脂肪にするくらいなら食べない方がマシと思っている私には、うんうん、そうそう、と思う記述がいっぱい
この本が出版された一年後に亡くなられていて…
食の大切さが心に沁みます
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おしゃれな暮らし…という以上の感想がない。エネルギッシュに生きている人だな、と感心するけど、出版するんだ、これ、とも思う。
日々の絵日記でも、売れるほどの知名度があるといことかな。
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第27回アワヒニビブリオバトル「心に残る絵本」で発表された本です。
チャンプ本
2017.07.04