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ピーターラビットの謎 キリスト教図像学への招待 みんなのレビュー

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みんなのレビュー7件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本

装丁と内容のミスマッチ…もしくは見事な融合か?

2004/01/18 14:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ガブリ - この投稿者のレビュー一覧を見る

一見とてもきれいでかわいい本です。
タイトルは「ピーターラビットの謎」
表紙にはピーターがマクレガーさんの庭へ行く場面。
アイヴォリーの紙にグリーンのタイトルスペース。
よく見れば小さいサブタイトル「キリスト教図像学への招待」があるのですが目に入りません。

中をめくればヴィクトリアンな植物デザインの縁取りの中に文章があり、ヒルトップハウスの写真やピーターの絵がたくさん載っています。
所々にキリスト教の絵も入っているがこれも色がとてもきれいです。
なんとも美しくかわいく優雅な本ではないですか。
ただし、内容は手ごわいです…

「ピーターラビットのおはなし」にはキリスト受難の物語が隠されている、というものですが決してトンデモ本ではありません。著者もその点を誤解されることを心配しています。
ぶどうパン、ブラックベリー、黒ツグミ、ヒイラギなどのモティーフを説明しながら徐々に読者を説得してゆきます。
学者の方にありがちな独り善がりの文章ではなく、わかりやすく、考証のしっかりとしたものです。
キリスト教美術の空間や構図の変遷などもわかりやすく、また、ポターの日記に度々でてくるラファエル前派の絵にはどんな意図があったかなどの言及もあります。
さらにヨーロッパの風物の説明に引用されているのは碩学の林達夫です。
読む者がさらに連想を広げ、興味を広げさせてもらえるような内容なのです。
文句なくおもしろく、本好きな知人たちに胸を張って薦められる本だと思います。

しかし、読み終わったときの感想は「なんともミスマッチな…」
意地悪い言い方をすれば、ピーター好き、英国好きな方々が装丁にひかれて手にとり、読んで目を白黒させている光景が浮かんでくるのです。
客層の想定がアンバランスのような気がするのはうがちすぎでしょうか。
でもよい本なのです。

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2005/09/02 15:10

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2011/01/07 01:47

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2012/01/13 14:53

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2012/07/08 16:39

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2014/06/14 00:35

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2019/01/19 18:20

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