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出版社/著者からの内容紹介
立花隆流インターネットの使い方を一挙公開。97年からホームページを使い情報の発信もはじめた著者の活動記録、さらには専門家たちとの対談を通してインターネットの今と将来の姿が明らかになる。 インターネットがわれわれに与える社会的、歴史的影響とは何か。地球上で刻一刻拡大を続けるその姿に立花隆が迫る。
内容(「BOOK」データベースより)
インターネットがわれわれに与える社会的、歴史的影響とは何か。地球上で刻一刻拡大を続けるその姿に立花隆が迫る。
目次
1 語る―インターネットはグローバル・ブレイン(「インターネットはもう終わり」か?
『インターネットはからっぽの洞窟』か
考えるための材料はいくらでも収集可能 ほか)
2 探る―インターネットはどこでもドア(関連情報が充実している巨大ニュース・リンク
仮想ミュージアムで世界中の絵画を鑑賞する
最新の映画情報をキャッチし、懐かしの名優に出会う ほか)
3 話す―インターネットは社会をどのように変えるのか(日本を変える大衆参加型メディア―対談・吉村伸
二十一世紀型ライフスタイルをつくる原動力―対談・吉田望
新聞が変わる。メディア再編の時代―対談・堀鉄蔵 ほか)
4 問う―コンピュータの未来 対談(ビル・ゲイツ)
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○橋龍が長続きする大きな要因
自民党の派閥の力の変化;三塚派のていたらくはなにか?
「政党助成金」による執行部の力の強化。
小選挙区制による議員の力の低下。
「官僚による官僚のための政治」
○酒鬼薔薇事件についての衝撃は、大きなものをもっている。
日本の歴史にとっても重要な事件となるだろう。
宮崎勤事件より、その性質は、意味が深い。
ターゲットにしたもの、弱いもの
その殺し方と扱い。
そして、マスコミへの挑戦。「透明な存在」
まったく普通な少年であること。
「この事件の恐ろしさは、わからないことだ。」
フォーカス編集長の言。
今の時代の少年たちの壊れ方は、いかなるものであろうか。
バタフライナイフで、人を殺すことに、違和感を感じないと言う。
子どもたちの変質は、大きな「力」となっている。
突き詰めていっても、何が問題なのかわからないことに、
子を持つ父親としての不思議さが、横たわっている。
父親という、無力の存在が、大きな問題である。
実に多彩な出来事、そして、
その中に「潜む問題」に関して徹底的に
追及していく姿勢は、学ぶべきものがある。
○立花隆中心的テーマ
日本の政治の在り方;「田中金権政治」
脳についての研究;「サル学」
「複雑系」
「人工生命」
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インターネットの利用法やおすすめのページの紹介、今後の可能性などについて論じた本。
ソフトバンクの孫さんやビル・ゲイツとの対談があったので買ってしまいました。
書かれたのが1997年で現在とは状況が大きく異なるため、あまり"今"役にたつ情報を手に入れることはできませんでした。
でも、当時のインターネットがどのような状況でどのような未来を想像していたかを知ることができました。
対談はとても興味深かったです。
特に今は孫さんに注目していたので、当時の孫さんがメディアのインフラを整備することを目標にしていると言っており、現在とビジョンが変わらない様を見て、驚いたと同時にやっぱり孫さんはすごいなと思った。
ビル・ゲイツとの対談はあまり二人の会話がかみ合っていないように感じて、期待を裏切られました。
ビル・ゲイツはツールとしてのインターネットの有用性について述べているにもかかわらず、立花さんは無駄に電子頭脳関係の方へ話を持って行っているようでした。
立花さんはインターネットと電子頭脳の議論を混同しているのでは無いでしょうか。
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"インターネット黎明期、1996年ごろから活用している著者立花隆さんのインターネットを俯瞰的に紹介した本。今読み返してみても立花さんが興味を持つ分野がおもしろい。
好奇心旺盛で、いろんな世界にのめりこめるインターネットで広がる知への可能性が語られる。
巻末にインタビューが掲載されている。孫正義さん、田坂広志さん、ビル・ゲイツさんたちとの対談は今読んでみても興味深い。"
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物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
東大OPACには登録されていません。
貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
返却:物性研図書室へ返却してください