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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.5

評価内訳

4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

中世に関心を持つすべての人の必読書

2001/07/07 21:11

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Shinji - この投稿者のレビュー一覧を見る

 学生時代、ディビッド・マンロウの「ゴチック期の音楽」を通してノートルダム学派、アルスアンティクァ、アルスノヴァの音楽に触れ、その透き通った響きに魅せられました。それから当時廉価で出ていたドイツ音源のLPシリーズを通して、中世の宗教音楽を聴いてきました。本書を通して、その頃わからずに聞いていた中世音楽の精神に触れたように思います。
 音楽というと私たちは耳に聞こえるメロディー、和声、リズムを考えます。けれども中世以前には音楽(ムジカ)の概念は今と全く違っていました。金澤氏によると、それは「根本的に数の関係上に成り立った『調和』で(あり)…それが未だ鳴り響く状態でなくとも、すでにそれは「ムジカ」なのである」ということです。
 本書はそのような中世音楽論の基礎となったボエティウスの音楽理論のエッセンスを紹介し、それが中世の教養の中でどのように位置づけられてきたか、また中世ポリフォニー音楽を読み解く上でどのような意味を持つかを実例をもって示します。
 そのようなムジカの広がりを取り扱う本書は、中世音楽だけでなく中世に関心を持つすべての人に必読の書です。金澤氏はICU教授でいま最も活動的で実り豊かな音楽学者のお一人です。

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2012/03/15 21:40

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2015/11/18 08:32

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2016/02/26 05:51

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