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わたしが母さんなら みんなのレビュー
- シャーロット・ゾロトウ (文), ヒラリー・ナイト (絵), みらい なな (訳)
- 税込価格:1,485円(13pt)
- 出版社:童話屋
- 発売日:1998/04/01
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絵本
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紙の本
今の女の子に。むかし「女の子」だったおかあさんに。
2001/03/19 12:10
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投稿者:まーしゃ@B◎◎KRACK - この投稿者のレビュー一覧を見る
「もしわたしがお母さんで、わたしのような女の子がいたら…」という女の子のひとり語りのお話です。
お母さんのひざにのっている女の子が、「わたしがお母さんなら…」とお話しします。パーティードレスで学校にいってもいいし、お母さんのタンスを勝手にあけて、ファッションショーをするのもかまわない。髪の毛なんて伸ばしたいだけ伸ばしてOK! …
と、ふだん「だめ!」といわれている(らしい)ことをしてもいいことにして、「『こどものときのしつけがだいじなの、おとなになればわかります』なんてぜったいいわないわ」なんていいます。
ラストはそのことばを受けてお母さんが、「わたしもそういわれながら大きくなったのよ」と、にっこり。
絵は、ピンクの花柄の枠のなかに繊細な線で描かれています。派手な印象はないけれど、女の子の表情がとても豊かで、ふだんできないことをしている女の子がいきいきと描かれています。ほんとに、とっても楽しそう!
また、女の子をひざにのせているお母さんの顔から愛情がにじみ出ていて、おかあさんがこういう人だから、女の子もこんなふうにお話することができるんだろうなぁと思わされます。親子の厚い信頼関係あってこそ!ですね。
書店の店頭で目をひかれる、というタイプの本ではありませんが、じわじわ〜ときます。今の女の子に。むかし「女の子」だったおかあさんに。
【B◎◎KRACK】 No.34 2000/05/10発行
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