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紙の本
何度裏切られても
2002/07/13 23:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コヤタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
意地悪で、冷たくて、きれいな塚本澄を、幼なじみの圦也はまだ子供のころから好きだった。が、海辺でたわむれにくちづけを交わし、それを見咎められてから、2人の間はぎくしゃくしてしまい、関係は途絶える。澄は女を、圦也は男を知り、圦也は澄への気持ちをはっきりと自覚する。久しぶりに会った澄に誘われ、家族同士でハワイに行くことになった圦也は、セックスに興味津々の澄を手に入れるが…。
五百香先生らしさがあふれていた作品です。子供のころの力関係が、成長することで逆転して…そんな設定も絶妙。圦也の、裏切られても、裏切られても、裏切られても…それでも澄が、澄だけが好きだという強烈な気持ちが、痛いほどに切なくて、切なくて。夢中で読んでしまいました。ささいなやり取りまで、五百香先生独特の雰囲気と魅力があふれています。
紙の本
静かに燃え続ける想い
2001/06/20 10:19
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投稿者:smile - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼い子供でも、幼いなりに「上下関係」というものを形成していますよね。このお話は、その「上下関係」というものをうまく使ったボーイズラブストーリーです。
ただ一人の人を、しかも「どうしてこんな奴を?」と自分でも苦笑してしまうような相手を、どうしようもなく真摯に思い続ける主人公がとても不器用でけなげで、愛しく感じます。
物語上では色々な出来事が起こっているにもかかわらず、どこか静かな世界を堪能できます。おすすめです。
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