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紙の本
1999/1/10
2000/10/26 00:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経ドラッグインフォメーション - この投稿者のレビュー一覧を見る
医師が、自身の経験した医療過誤事件を赤裸々に告白した一般向けの書。著者は元癌研究会付属病院麻酔科医長。内容の中心は、79年に著者が関与して起きた麻酔事故の紹介。その背景、事件の経緯、訴訟が決着するまでの病院側の対応の他、当初は自責の念にかられていた著者が、保身のために考えを変えていく心の動きまでが事細かに綴られている。巻末に「麻酔科指導医のいる病院」の一覧表も掲載されている。「麻酔事故を避けるために、麻酔科指導医のいる病院で手術を受けろ」というのが著者最大の主張。随所に麻酔医不足の病院の現状が語られている。最近、医師による医療過誤告発本が続々と出版されているが、インパクトは本書が一番。
Copyright (c)1998-2000 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.
紙の本
「それでもあなたは手術を受ける勇気がありますか」
2002/04/26 18:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大和 和寿子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
過激なタイトルと 本書の帯に書かれた「それでもあなたは手術を受ける勇気がありますか」。
凄ましく、生々しい手術現場の描写に 息をのんで 読み進められない程の衝撃を受けた。
おそらく私自身の手術室での経験と重なって感じたからだと思う。
自分の命は 自分で守らなければ! その為にできることは?
麻酔医として数万人の麻酔を手がけてきた著者が描写する手術現場。麻酔現場。麻酔医の重要性と現状。
患者を死なせてしまった過去の麻酔事故の真実の告白を軸に 日本の医療(外科手術)と
医療過誤について書かれている。
医療事故は、ある人口の割合で起きるものだ、という現実。
事故を隠蔽するのでなく
いかに事故を教訓として活かしていくか、が、日本の医療現場に求められている。
医療の専門知識に乏しい患者にも 分かりやすい説明で手術の詳細が書かれている。
医者としての誠意と熱意が伝わってくる。
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