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うしがそらをとぶ みんなのレビュー
- デーヴィッド・ミルグリム (作・絵), 吉上 恭太 (訳)
- 税込価格:1,540円(14pt)
- 出版社:徳間書店
- 発行年月:1998.10
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絵本
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紙の本
子どもの純粋さを失いたくない方にオススメ
2000/08/03 11:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かいかい - この投稿者のレビュー一覧を見る
「うしはそらをとばない。だけどそんなこときにしない」と、男の子は、うしが空を飛ぶ絵を描きました。残念ながら、おとうさんは「へんな絵」と言ってほめてくれません。その絵が風に飛ばされ、うしたちの目の前に落ちます。絵を見たうしは、自分たちは飛べるんだと気づきました。空を飛んでいるうしに気がついた主人公は、喜んでパパやママ、町のみんなに教えますが、誰ひとりとして空を見上げません。どうしてだれも気づかないんだろうな……。
空を飛ぶうしの気持ち良さそうなこと! 細かいことを気にしない少年のおおらかさ加減も気持ちがいいです。娘に読み聞かせをしたところ、早速うしが空を飛ぶ絵を描いていました。既成概念にとらわれない素直な気持ちをいつまでも持ちつづけて欲しいなぁと気づかせてくれたお話です。
ウルフ・スタルクの『地獄の悪魔 アスモデウス』でも、うしが飛ぶシーンがありますが、これはマザーグースの"Hey diddle diddle, The cat and the fiddle"のうしが月を飛ぶところからきているのでしょうか。
紙の本
子どもの感性を大切にしてあげたい!
2000/11/19 22:07
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投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人は頭から、「牛は空を飛ばない。」と信じきっています。
だから、子どもが、『空とぶ牛』の絵を描いたら、おかしいというし…
「牛が空を飛んでいるよ。」と子どもが教えても、嘘ばっかりと思ってしまいます。
『空を飛ぶ牛』の絵を見た牛たちは、「なるほど。」と頷き、次々に空に舞い上がります。
まるで、風船のように空に浮かんでいます。とても気持ちよさそうです。
しかし、大人は誰一人、空中にいる牛には気付きません。
野原で寝転がって、牛たちの空中遊泳を眺めていたのは、「ぼく」とペットのイヌだけ。
大人の感性では、ついつい見逃してしまうものが
この世界には沢山あるのかもしれませんね。
子どもたちの素晴らしいこの感性を 大人の何気ない一言で壊したらいけないなと思いました。
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