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演劇をやり始めたころ(2005年?)に読んだ。
そもそも演劇ってなんだろう。
という自分の問いへの答えを探していたのだっけ。
なつかしい。
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演劇の脚本・演出を通してコミュニケーションとは何かという点を語っていたのが予想外だったのと、演劇を通して見ることで何気ない日常会話にはっとする発見があったのが面白かった。それと、演劇というものがかなり緻密な理論に沿って作られているのにびっくり。
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10年以上前に出された本。平田オリザを撮ったドキュメンタリー「演劇1」を見たら、この本で書かれていることをそのまましゃべっているところがあったり。
演劇の構造や作り方が少しわかった気がします。
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わたしが演劇鑑賞にはまり始めた頃、
友人がプレゼントしてくれました。
観ている時は感性を使っているけれど、
戯曲として読んでいる時に、技術的な点でも「おおっ」と思うことができる視点を、
この本で知りました。
つまりこの本のお蔭で、戯曲がより楽しめるようになったと言えます。
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「演劇入門」は、劇作家・演出家の平田オリザさんが演劇の"作り方"を分かりやすく解説した入門書。98年に出版され、すでに22回も版を重ねる隠れたベストセラーです。本広さんはこの本を「何回読んだか分からない」といいます。
続きはこちら
GUEST 070/映画監督・本広克行:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/2013/01/post142128.html
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◆社会で生きる、他人と関係を築いて行く為の哲学。
妹の結婚式での叔父スピーチ(味覚の実験にて、隣の人とこうも味覚は違うのか!同じ物質であってもそもそも遺伝的にセンサーが違う。育ってきた環境によっても違う。その違いを理解するする、感じ方、考え方の違いを意識して楽しむ。自分の知らない新しい世界を見ることができる。)
正に、自分のテーマを見つける、少しづつでも前に進める、足がかりではないか。
◆コンテクストの擦り合わせ
自分のコンテクストの範囲を認識すること
対象のコンテクストの広さの範囲をある程度、明確にすること
対象のコンテクストとの差異のを仮に埋める為の方法論を吟味し、その埋める為のトレーニングを積んでおく
◆テーマがあって書き始めるわけではない。むしろ、テーマを見つけるために書き始めるのだ。それは、私たちの人生が、あらかじめ設定されたテーマ、目標があって生きているわけではないのと似ているだろう。私たちは、いける目的をどうにかしてつかもうとして、この茫洋としてつかみどころのない人生のときを、少しずつでも前に進めて行くのではないたろうか。私たちは、生きるテーマを見つけるために生き、そして書くのだ。(p108)
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戯曲の作り方がわかりました。限られた空間でどれだけイマジネーションを広げられるか、それも観客の。コンテクスト、これは人生においても必要で擦り合わせの連続ではないのか?演劇本としては読みませんでした。集団生活を生きるすべのヒントかも。
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演劇を知る入門書でありながら、演劇の本質を披露してくれる。
今後の演劇鑑賞は、また違ったものになるだろう。
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私の知りたかったことではないけど知らなかったまま、知らなかったら損してたことが知れたのでよかった。まあ個人的にはそうなんかなあ、と疑問に思う事もあったのだけど。
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演劇のテーマ、プロット、コンテクストについてはメディア教育にも利用できるであろう。俳優のオーディションについての脚本家としての説明がもっとも面白かった。
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何度か読み返して身に付けるべきことが多い本。個人的には、ヒエラルキーの話が特に面白かった。
腐敗と共にありながら腐敗から脱するチャンスでもあるかもしれない。
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コミュニケーションが下手すぎる私に先輩からすすめられた本。勉強になったけど実践はできてないけどおもしろい。
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「話し言葉を書く」ことのむずかしさ。「伝えたいこと」(テーマ)ではなく「表現したいこと」志向の現代演劇。物語を進展させるための「セミパブリックな空間、時間(背景・状況)」。
(起承転結すべて語りつくすのではなく、)観客の想像力にゆだねるのが演劇。
日本(ムラ社会)では、「対話」は育たなかったということ(=近代演劇の困難)。
といった内容で、「戯曲の作り方」を初心者に一つ一つ丁寧に(純を追って)講じていく体ではあるが、それに含まれるエッセンスのひとつひとつが、相当に興味深い。
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演劇をつくるという行為を通じて、コンテクストのずれを認識し、すり合わせを行うこと=対話の場をつくるということ。
WSDで学んだことの復習ができたなぁという感じ。
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リアルな演劇の脚本を書くためのハウ・ツー本の体裁をとりながら、著者自身の演劇の捉え方が明らかにされています。
本書はまず、演劇をリアルなものにするために、「セミパブリック」な空間・時間を利用することや、「遠いイメージから入る」といったテクニックを紹介しています。その一方で、そうした工夫が「役者と対象、あるいは役者と観客との間で「コンテクストを摺り合わせる」こととして捉えることができるというアイディアが示され、均質性の高い日本社会においては「対話」の伝統が育まれてこなかったことなどに触れつつ、「コンテクストを摺り合わせる」という観点から演劇を包括的に捉えなおすような視座が示されることになります。
演劇の見方を解説した本だと思っていたので、ちょっと期待外れかな、と思いながら読み始めましたが、演劇におけるリアルを追求することが、メタ演劇的な考察につながっていることが明らかになっていくスリリングな議論の運びにしだいに興味を引かれ、おもしろく読めました。