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読者は踊る タレント本から聖書まで。話題の本253冊の読み方・読まれ方 みんなのレビュー
- 斎藤 美奈子 (著)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:マガジンハウス
- 発行年月:1998.10
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紙の本
立花隆『ぼくはこんな本を読んできた』より、かなり面白い書評本。
2003/03/14 16:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Helena - この投稿者のレビュー一覧を見る
このような書評タイトルで、立花隆さん、ごめんなさい。
でもほんと、そう思ったんですよ〜。
最近、斎藤美奈子にはまってる。
あと3冊読めば、彼女の全著作制覇! 読むぞ〜。
斎藤美奈子の、各書に対するコメントは、実に刺激的。
本の著者たちは、どう思ってるんだろうと、
ちょっと心配になりつつも、
私は大笑いしてました。
一部、共感したところをご紹介。
「環境ホルモン狂想曲に男社会が泡くう構図」では、
「環境ホルモンとは、まさに危険な化学物質のお色直し、お尻の重い当局を動かすための最新の切り札として出てきたもの、と考えることもできるのである。仕方ねえな、発ガン性でダメなら生殖異常でいくか、なんてね。」[195頁]
「アダルト・チルドレン人口をそんなに増やしてどうするの」では、
ペックの『平気でうそをつく人たち』を、
隠れアダルト・チルドレン本、と。
う〜ん、確かに納得。
「死ぬまでやってなさい。全共闘25年目の同窓会」
この回も、非常に面白い。
「薬害エイズ訴訟に見るチャンバラ時代劇の構造」では、
川田龍平VSこばやしよしのりを、お子さま劇と。
確かにね〜。
そして、「たったひとりの青年だけを過剰に讃えすぎるのも、あんまりいいことではないよね。」[278頁]
こういう感覚って、共感。
「みんなもひれ伏す「在日アウトロー」という物語」では、
「私自身の率直な気分をいえば、「在日」なんていういい方(くくり方)はもうやめた方がいいと思うし、民族や出自で人を縛るやり方もしたくないし、されたくない。」[284頁]
こういう感覚も、ほんと、共感。
斎藤美奈子の語り口って、ほんと刺激的。
でも、彼女が書いていることって、私なんかだと、
ほんとど共感できるんだよね〜。
なんとなくはそう思っていても、
それを言ったらまずいかなとかって
結構思っていたりして。
斎藤美奈子は、「王様は裸だ!」って言った子どもみたい。
ほんと、好きだな〜。
斎藤美奈子、ほんと、おすすめです。
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