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紙の本
「注釈」というより「言い換え」に近い
2001/09/12 09:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:上善如水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
孫子の注釈は数多いが、その中で曹操の注釈は特に個性的だ。多くの注釈者は、言葉少ない孫子の語りに対して多くの説明や用例をつけ足す。だが経験豊富な実践者である曹操は、なぜ孫子が少ない言葉で語らなければならなかったか、なぜ具体例を一切省いたのかを知っていた。
具体例とはいわば、「その場限り」の経験である。「その場限り」の経験を後から理屈でこね回してもこれから経験する別の体験の役には立たぬ。だから曹操も孫子の注釈を執筆するに臨んで具体例を列挙するようなことはせず、孫子の言葉を別の角度から捉え、「言い換え」を多用したのである。
数多くの孫子本が出回っているが上っ面でない孫子の真意を汲み取ろうとする意思がある方には是非とも読んでいただきたい本だ。
紙の本
孫子に学ぶ経営学
2001/02/15 05:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dakara - この投稿者のレビュー一覧を見る
経営戦略の本を読んでいると、軍事戦略から得られた知見がよく登場します。確かに,戦争も企業競争も生死がかかっているという意味では、同じなのかもしれません。
本書は、経営戦略を考える上で、孫子の兵法から学ぶべきことが多いことを教えてくれる、そんな1冊です。
本書は、孫子自らが書いたものに、曹操が注釈を加えたものを原典とし、それを訳し、解説を加えた本です。
経営戦略やリーダーシップのことを教えてくれるのは、西洋の文献ばかりですが、このように東洋の古典から学ぶことも多くありそうです。
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