投稿元:
レビューを見る
2011 11/24パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。
Twitterで誰かが話題にしているのを見て手に取った本。
著者はコンピュータと人間の関わりについて心理学・社会学の観点から研究している人物。
1990年代の本で今とはかなり状況が違う・・・はずなのだが、テキストベースのマルチユーザゲーム:MUDにおける心理の話など、現代のTwitter等の話にも通じそう。
当時以上に多くの人々がネットを用い生活している現在においてこそ、その手のものを研究する場合の健康研究として大きな意義をもちそうな本。
そこらへん、取り組むことがあればまた再読する。
以下、気になった部分のメモ。
・「まえがきにかえて」
・ポストモダニズムの観念がインターネットの中で実現化する
・1章
・トランスペアレントなAppleIIと洗練されたインタフェースの裏が不透明なマッキントッシュ=シミュレーションの美的価値観の対比
・3章:テキストベースのゲーム上でボットを口説いてしまいうる、という話
・1980年代の人工知能に対し人が見せる嫌悪感と、それが変わっていく話・・・機械に対して人が抱くイメージの変化?