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紙の本
環境評価研究の現状と具体的評価事例により,学際的な観点から環境の社会経済的評価を問う
2000/10/06 15:20
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書では,近年特に注目を集めるようになってきた「環境の貨幣ベースによる社会経済的な評価法」についての報告がなされている。1999年に開催された学際的なワークショップをベースに,最新の研究成果を盛り込んでいる。
環境関連の評価手法としては,環境アセスメントやライフサイクル・アセスメント(LCA),環境会計などが一般的だが,いずれも自然科学的,物量的評価にとどまってきた。これに対し,顕示選好法や表明選好法といった,より多様な分析が可能な手法が,ここでの研究対象となっている。
第I部のサーベイ編では,環境評価にかかわる理論研究の現状と今後の展望が述べられた論文が集められている。また,第II部の評価事例編は環境評価研究の具体例であり,評価対象は汚染・破壊・アメニティーなど広範にわたっている。理論と実証研究という2部構成で,非常に簡潔に議論が展開されている。環境評価に関心のある人々が互いに連携し,環境の社会的評価を社会に定着させていくことで,新たな環境保全型社会への発展に貢献することが本書の目的となっている。
(C) ブックレビュー社 2000
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