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紙の本
1999/5/17
2000/10/26 00:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会の中で人間が生き、行動する活力の源は「生きがい」だろう。筆者はこのような視点から人の生きがいについて独自の研究をする経営学者。既刊の『生きがいの創造』『生きがいのマネジメント』に続く完結編だ。
家庭のトラブル、病苦や障害、仕事の挫折、学校でのいじめ…。人は時に生きる張り合いを失い、親が自分を生んだことを怨んだりする。だが、もし人間が自らの意思で、生まれるべき場所を選んで生まれてくるのだとしたら、人生の意味は変わってくる。
筆者は幼児が往々にして誕生以前の記憶を持っており、彼らが共通して「自ら親を選んでその母胎に宿り、生まれてきた」と言う事例に注目する。そして、われわれはみな自らが成長するために、あえて病気や失敗といった課題を自分に課して誕生してくるのだと説く。どんなに不幸に思える人も、みなそうした課題を解きながら、「順調」に人生を歩んでいるのだ、と。
生前の記憶、魂の不滅、前世の縁など、その論調は神秘めいてもいるが、筆者の主眼は人生を前向きに発想転換させることにある。考え方1つで人の心は救われる。現代人にとっての「癒し」とは何かをも考えさせる本だ。
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