紙の本
ココロの若き人に贈ります。
2017/03/03 19:55
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投稿者:Kurosuke - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々に松下幸之助さんの書籍を読みました。30歳前後でよく読んでいましたが、気がつけばはや40半ばになっていました。時代は変われど、変えてはならない物事の本質について、本書を通じて学べると思います。いつまでもココロを若く保ちたいものです。
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1つのまとまりがそう長くないので読みやすく、忙しさに心を亡くしそうな時でも少しずつ読むことができます(修論書いてる合間;集中力が切れた5分とかにでも)。
暖かで柔らかい語り口を通じて、確固たる道徳心、人としての誇りが伝わってきます。
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題名の通り、
若い人々へ向けた熱いメッセージがつづられていた。
言葉の選び方から、松下幸之助さんの人柄がうかがえました。
熱意、慎重さ、謙虚さ、研究心、向上心。
いろんな要素が伝わってきました。
血尿が出るまで精進せよ!
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若くはない・・・(自分)笑 正直なところ。
でも今だからこそ、理解できる。 正直なところ。
僕たちの世代は、戦争を、そして 戦後を経験していない。
環境が違う。 といってしまえばそれまでだが、 晩年道徳家として崇められた 松下幸之助の言葉は偉大だ。
時代が変化すれども、いつの世も原理原則は不変であると改めて考えさせられた1冊。
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新入社員や、これから働こうと思う人に、読んでほしい本です。
もちろん30代、40代の人にもお勧めです。
「初心忘れず」とも言われているように、再度、この本の教えを素直に受け止め、真剣に仕事に取り組む姿勢にさせてくれるでしょう。
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1年ほど前に読んだ。ターゲットは現代の若者。松下幸之助自身の経験をもとに、仕事に対する熱意、現代成功学など生きていく上で非常に重要なことに関して述べている。松下幸之助ファン必読の1冊。
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誠実に生きる大切さを学ばせていただきました。
(まとめ)
「青春とは心の若さである
信念と希望にあふれ勇気にみちて日に新たな活動をつづけるかぎり青春は永遠にその人のものである」
(感想:若さの尊さをもっと自覚しないと駄目だなー。。。)
自分のした仕事に見合うだけのお金しか受け取ってはならない。
心の豊かさ、偉さ、正しさを持て。
堂々と公明正大に仕事をする。
一瞬の勝負に命をかける、何もかも忘れるくらいまで打ち込め。
全てを素直に受け止め、何事からも学ぶ謙虚で真摯な姿勢を大切にする。
値打ちのあるお金の儲け方をしなければ、生き金にはならぬ。
こつこつと苦労して貯めたお金こそねうちがある。
ことを成すに安易な道などないことを自覚せよ。
小便が赤くなるまで命をかけて働け。
リーダーは部下の家族も含めたいのちをあずかっている。
責任には命をかけて向かう決心が必要だ。
人はそれぞれ、天から与えられた個性(自分の持ち味)がある。
境遇も何もかも他人とは違う。
名利を追うことなく、自身の適性に徹底的に忠実な仕事を選び、それに命をかけて打ち込め。
適性に迷った場合は、やりたい気分を除いて自問する。さらに、親友の何人かに聞いてみる。
自分の職場を自慢する。その態度が成功への第一歩。
仕事の原動力は思いやり。
「課長、肩を揉みましょうか?」その一言で、互いが休まり思いやりが生じる。
同僚の昇進には心からの拍手を。
仕事に没入することで魅力が生まれる。
人を引きつけ、感動を呼び起こす。
あとは、人事を尽くして天命を待つ態度で。
必ずいつかは道は開ける。
実るほど頭の低き稲穂かな
人には感謝を。自身には傲慢になる怖さを。
誠実に仕事をする者に、最後はお金が集まる。
自分で返られるのは10%程度、運命を生かす。
運命とは境遇のこと。逆らわない。運命に従い、誠実に働く。
もうけたお金や買ったものは世間からの預かり物と考える。
責任を持って預かり、有効に使うことで、責任が軽くなる。
自分は世間と繋がっている。生きているだけで社会的責任がある。
自分がよく生きなければ社会的損失である。
我が国の兄弟を思う心、それが愛国心。
自国だけ幸せであろうと思うな、世界あっての日本。
自分を大切に大切に。
そのためには周りが幸せでないといけない。家族、友人、企業を大切に。
そのためには、地域が、社会が、国が、世界が幸せでないといけない。
自分の責任を自覚し、自身を大切にする。同時に、社会を幸せにすることに注力する。それが、適性のある仕事に命をかけてひたむきに働くということ。
対立しながらも調和を。
自分あっての社会、社会あって��自分。
繋がりを大切に、感謝の思いを持って、責任を持って、懸命に働こう。
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責任の自覚を命懸けでもつことが大事
責任自覚の曖昧なままに失敗の責任を追及することがないように
適材が適所にいきること
そうするためには、自問自答もしくは人に聞く
1つ1つの物事に一生懸命に誠実に
怠け心がおこることがこわいなど、こわさを感じ、おそれををいだき、身を慎むことが感謝と並んで大事
そううることで、慎み深さが生まれ、じぶんの行動に反省する余裕が生まれる→自分が進むべき道も開ける
じぶんのすることに命懸けで取り組む
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かの有名な松下幸之助がこれから社会に出て行く若者たちに向けて、書いた書籍。
1966年刊行なので、ところどころの描写から当時の時代背景がいかに消費が盛んで、人々が高揚していたかを窺い知ることができる。
松下幸之助自身はその高揚していく様を見ながらも、薄れていく道徳感や己を顧みない人々の姿に少々危機感を持っていたらしい。
当然、現在との環境は大きく異なり、これを読むべき若者の姿も異なる。
私が特に印象的だったのは、
「適性にたて」という言葉である。
自分の適性に合う分野で努力していくことで、
自分も世の中も幸せにできるということであった。
全くもってその通りだと思う。
しかしながら、その適性の見つけ方に関しては、あまり同意できる内容ではなかった。
自己啓発本に近いので、自分の中で基本や心構えといったものを確認するにはうってつけの書籍である。
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もはや若くないだろう、というツッコミはなしで…
30歳を迎えて、若さについても考える今日この頃。
55年前に60歳だったおじいちゃん(失礼!)によって書かれた本であるという事実が信じられなくない、現代にも十分通ずる仕事論・生き様論。
誠実に、忠義を尽くし、利害にとらわれず、死ぬ気で仕事に取り組む。それほど清廉潔白に生きてきたと断言できる人間が、この世にはどのくらいいるんだろう…私はどうだろうと考えさせられる。その結果としての、松下幸之助があるんだなぁと思うと、つくづくすごい人だと思う。
私個人としては、人生の90%は運であり、誰でも総理大臣や社長になれるわけではないという当たり前のことを言い切ったことに拍手を送りたい。「人間誰しも努力すれば報われます」なんてきれいごとが蔓延しすぎて、食傷気味なのです。。。
しかし、彼もまた強運を具えた成功者だからこそ、こうやって考えを本にして広く世に知らしめることができたんだよね。。。一介の個人商店の店長だったら、こういう本を出しても多くの人に見向きしてもらえないもんね。
社会人として新たな門出を迎えた若者たちに、ぜひ一度読んでほしい。全部に同意はできないけど、大事な心構えがたくさん書いてある。
そして、若いっていうのはそれだけでものすごい素晴らしいことなんだと気づいて日々過ごしてほしい!
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青春時代は、若さという、かけがえのない価値をもった日々である。この貴重な時間をいかに充実し、有益に過ごすか。みずからの人生を切り開こうという熱意をもち続け、日常から多くのことを学びとるにはどうすべきか…。苦悩の青少年時代を過ごした著者が、豊富な経験を通して語る知恵の数々。本書は、これから世の中に出ていこうとする若者たちに、共感をこめておくる激励のエールである。
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誠心誠意生きるのをテーマとした本。この本を10代で読めば大いに発奮するだろうが、すれた大人が読むと妙に反発してしまう。ルーブルの絵を見て、戦争の歴史を感じる筆者に教養の大事さを感じる。