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当時、社会問題まで引き起こした神戸連続児童殺傷事件。事件の容疑者である少年Aの父母によって書かれた一冊。事件が内から描かれており、とてもリアルで生々しい。
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衝撃的。この事件が少年の持つ性的サティズムだと分かる。が、それ以上に現実にこんなことがあるんだ、という恐怖で満たされる。そして、知らぬ間に涙を流していた。
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神戸の連続児童殺傷事件の加害者の親の手記。これを読むと、親の育て方が悪かったから少年があの犯罪を起こしたとは思えない。母親が「あの時、私はこんな育て方をした…」とそれが間違いだったというような書き方をしているけど、どこの家庭の親だって何かしらおかしな育て方をしていることがあると思う。虐待されながら育ったって、犯罪を起こさない子どももいるし。少年Aのしたことは、許されないことだけど、原因を突き詰めるのは難しい。。考えさせられた本。
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さまざまな考えを持った人間がいる、そうういうことが、改めてわかった本。
人間について、かんがえさせられます。
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神戸の連続児童殺傷事件の加害者の親の手記。読む限りでは本当に普通の両親なのになんであんなにも残酷な少年になってしまったんだろう?少年の日記を読むとぞっとする。やっぱりどこか精神的に病んでる気がしてならない。ていうかそうだろうと思う。
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様々な観点から理不尽だとも思える批判も多い本ですが、個人的には逮捕された直後からの警察の動きや事件が報道されてからの家族たちの行動が大変興味深かったです。加害者側にはこのような配慮が払われているのに被害者側には何の配慮も払われていない、とはよく言われることですが…。
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少年の事件がある度、精神鑑定だ、発達障害だ、やれアスペルガー症候群だ、と騒ぐが、支援する体制とか受け皿が整っていないだけに、事件は後を絶たない。親が不信感や疑いを持ったらしかるべきところに相談すべきだ。恥ずかしがることはない、見栄を張ってはいけない、事件が起きてからでは遅いのだ・・・。
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さすがに生々しい・・・。
自分の息子がこの凶悪犯罪の犯人だとはまるで思いもせず、平穏に過ごしていた或る日、突然警察が家にやってくる。警察達が屋根裏を調べると・・・・・。
そのあたりのシーンは実話なだけに強烈。
息子の犯罪にまったく気付かないとか、屋根裏にそんなものが沢山あった事にも気付かないなんて親としてどうなのよ?という有態な批判感情も覚えはしたが、しかし流石にチト同情してまうわ・・・。
辛い・・・・・・・・。
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所詮結果論
分かってるつもりで
分かってないことなんて沢山ある
自分が子供の頃,こんな事件があったのかと
読んだ当時は心底怯えた
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読後、何ともいえない違和感を覚えたのは何故なのだろうか?
少年Aの母親に対しては、もう少し、現実をしっかり見てほしいと思うのは私だけだろうか。
何か、言葉のひとつひとつを取り上げても、ピントがずれているように感じるのだ。
このご両親も、確かに、愛情を持って子育てをなさっているのはわかるのだ。
だが、ここひとつというところで、踏み込めていない気がする。
ナイフの所持が明らかになった時、万引がばれた時、人を傷つけたとき、成績に関してもそうである。
親として、ここが頑張り時というところでの接し方に疑問を持ってしまう。
まずは、土師さんのお宅へ、きちんとした形で、謝罪に行かれる事が先決かと。
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なんか、すごく普通だ。
この手の加害者側の手記にはどうかと思うものが多いのだけれど、この親は、この本を読んだ限りではものすごく普通の親にしか見えない。
もちろんダメな部分はあるけれど、それだってごく普通の「もううちの親ってばさー」で済むような、どこにでもあるダメさでしかない。
だから、スッキリ単純にコレのせい!って片付けられない。
子どもの気質と親の教育の相性とか、時代とか、環境とか、場所とか、学校とか、とにかくなにもかもが、ごく普通のほんの些細な瑕疵しかもたない本当にごく普通のありふれた条件が、最悪のタイミングで出会ってしまった結果なのだろうとしか思えなくて、つらい。
「謝罪に行かない加害者の親」ってなんなの?と思っていたんだけど、そうか、自分の子が本当に!?という状態では行けないってのがあるのか。
本当かどうかわからない状況では「とりあえず謝る」というわけにはいかない。
そうだよな…自分の子を信じたいもんな…
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[主な内容]
「信じていた、愛していた息子が、当時、世間を騒がせていた
神戸連続児童殺傷事件の犯人だった。」
報道だけではわかり得ない加害者家族の”おもい”が
つづられています。
[おすすめの理由]
最近、「加害者家族」をテーマとしたドラマや映画を見かけます。
この本も加害者家族(少年Aの父母)の手記です。
加害者家族に対する世間の目、少年Aへの思い、苦悩、そして「家族」とは・・・。
多くのことを考えさせる1冊です。
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図書館で目について借りる。
前からこの本が図書館にあったのは
知っていたのだが、
今更読もうと思ったのは、
マンガ「アイシテル」を読んだことが
大きい。
「A」は、母への愛情を渇望しており、
母の期待を言外に察知して、
母のどおりの子どもになろうと
努力していたのではないか、
と思われる記述が、母の手記から
かいま見られる。
そしてそのことに
母自身は気づいておらず、自分の期待どおりの
ことを(自分が強制したわけではないのに)、
子どもが行う(たとえば、習い事等)を
単純にうれしがっている記述に
違和感を感じた。
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前から読みたいと思っていた事件の本だったがようやく読むことができた。
ある程度予想はしていたけれど、犯人の両親の手記をそのまま編集したものなので事件の真相についてはよくわからない。犯人の精神鑑定では少年は母親から虐待を受けていたとあり母親はそんなつもりはなかったと言っているが、たぶん両方本当だろう。厳しい躾と虐待の明確な区分けなんて実際の難しいと思う。同じことをやってたって、子供が精神的に上手く成長できれば躾だし、その結果精神的に歪んでしまえば虐待と評価されてしまうことだろうと思う。また、少年の行動には犯行に結びつく兆候が有ったのに両親はそれを見逃したという評価もあるようだが、それも結果論だと思う。子供時代もっと残虐非道を繰り返していたけど、大事件もおこさずそこそこマトモな大人になったなんて事例はいくらでもあると思う。間違った育てられ方をしたため犯罪を犯してしまった、なんてのもあるだろうけれど、そこまでひどい育てられ方じゃないのに、何でこんな人間ができてしまったのか?この事件はそちらのケースだと思う。昨今は脳科学の発展が著しく、いろいろなことがわかるようになってきたけれど、精神面・心理面の問題の発見や解決方法も早くわかるようになって欲しいと思う。
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図書館で借りました。
レビューはブログにて。
http://ameblo.jp/minori-0325/theme7-10032961603.html