紙の本
ゆく河の流れは外されて・・・
2022/04/27 03:27
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
14の日本文学の古典作品を、
それぞれ一人の専門家が初学者向けに
解説するという趣向の本です。
よく見ると、方丈記は入っていないのですね。
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[ 内容 ]
『万葉集』から『雨月物語』まで、日本の代表的な古典文学14篇の魅力、面白さ、独特の味わいを、それぞれの研究の第一人者が紹介、古来の私たち日本人の人生観・世界観の移り変わりや日本文化の特色も通観できる、絶好の日本古典入門。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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図書館で借りてきました。
「万葉集」「古今和歌集」「伊勢物語」「枕草子」「源氏物語」「和漢朗詠集」「今昔物語集」「平家物語」「徒然草」「閑吟集」「好色一代女」「奥の細道」「冥途の飛脚」「雨月物語」
それぞれの古典について、専門家の方々の説明や解説が書かれています。
古典に接する際に感じていた「構え」を取り除いてくれるような本です。
大まかなストーリーがわかり、読んでみようという気持ちにさせてくれました。
妙に嬉しかったのは、「雨月物語」に「ウインダリア(藤川桂介 脚本・原作)」のストーリーの一部を見つけたことです。
知らないうちに古典と触れあっていることがわかって、面白いかもしれません。
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この本は日本の古典文学の計14点を、それぞれのスペシャリストが、その作品の優れた点や新しい視点とともに紹介する内容です。
古典文学をこれから読み始めようとする人にはまさにうってつけの本ではないでしょうか?
専門家の話を読んでみると、高校の5時間目に爆睡していた古典が面白そうなモノに変化するから不思議です。
清少納言、紫式部、和泉式部の中で誰が一番優れているかという疑問。
江戸時代における伊勢物語の人気っぷり。
万葉集から古今和歌集への間にある詠み人の変化。
言われて見るとなるほど、昔の文学も面白そうじゃなイカ。特に和歌と説話集、伊勢物語に関しては今すぐ覗いてみたい!
古典文学は歴史の知識も必要なジャンルですので、非常にエネルギーの必要な読書になりそうですが、近々挑戦したいと思います。
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「万葉集」「古今和歌集」「伊勢物語」「枕草子」「源氏物語」「和漢朗詠集」「今昔物語集」「平家物語」「徒然草」「閑吟集」「好色一代女」「奥の細道」「冥途の飛脚」「雨月物語」
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目次にある、書いている面々だけでも、ほぉ〜っとためいきがでる。「ジュニア」向けなのだろうけど、とうの昔にジュニアを卒業した私も十分に楽しめる。いや、ホント、勉強になりました。特に「伊勢物語」「平家物語」を興味深く読んだ。
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『万葉集』『古今和歌集』『伊勢物語』『枕草子』『源氏物語』『和漢朗詠集』『今昔物語集』『平家物語』『徒然草』『閑吟集』『好色一代女』『奥の細道』『冥途の飛脚』『雨月物語』についての簡単な解説が書いてある本。
作品の書かれた時代背景や作者についての解説が中心。作品の註釈や解説も少し描かれている。これらの本に興味がある人は、作品を読むきっかけになるのではないだろうか。
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『古事記』から『雨月物語』まで、日本を代表する古典文学14作品について各研究者が作品の概要や魅力について論じる古典入門書。
14編の作品論文が収録されているのだが、それぞれ12~15ページ程度の分量のため読みやすい。ただしその作品について多少の知識がないと楽しめないものもあり、無知識からの古典入門書とは言えない。『源氏物語』や『枕草子』などの超メジャー作品の他に、井原西鶴『好色一代女』や近松門左衛門『冥途の飛脚』なども取り上げられており、個人的にはそれらに興味を持てたことに大きな意義を感じた。