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紙の本
750cc超のバイクに興味のある人専用。全部乗った気にさせる。思い入れ十分の主観的な表現が多い
2000/07/17 06:19
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
排気量750cc超のバイクを紹介する。目次に並ぶだけで16機種,それぞれに旧モデルやライバルの紹介が出てくるから古今東西ほとんどの機種が登場する。一般の読者が全部を試乗するのは難しいから,それを代理体験し、伝えるだけで一定の価値がある。
ただし,バイクの表現には苦労している。このジャンルのバイクは極めて趣味的。数字で表現できる性能や使い勝手に大きな意味はなく,“乗り味”だけが勝負だ。そのため読者を理性で説得することをあきらめ,「あれやこれやと考える自問自答を文字に」(著者)する手法をとった。
その結果,本書はきわめて情緒的。同じ著者の「バイクのメカ入門」が極めて理性的にできているのとは好対照だ。思い入れたっぷりで主観的な言い方が目につく。また,読者層を考えたのだろうか,劇画調の擬態語が多い。ある1ページから取り出しただけで「シャッキリ加速」「コロコロコロッと軽快に」「シュイーンではない」「バルルルーッと吹ける」「グニャリ感」「スイーッと収束」といった調子。これに抵抗のある読者には少しつらい。
(C) ブックレビュー社 2000
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